今日は「昔のカタログシリーズ」。トラクター狂さんに送っていただいた、昭和52年、1977年のクボタコンバインNX1800のカタログです。
今とすっかり同じ形のように見えますが、ちょっと角張っているのと、今のように煙突みたいなモミ移送パイプでモミをトラックに移すのではなく、モミがモミ専用袋に入って、袋を「よっこらせ」とトラックかなにかに人力で移すタイプのようです。
2人乗ってます。空中に張り出したステップでもあるのでしょうか、運転席の後の女性は稲穂の上を飛んでいるような感じで相当浮遊感が楽しめそうです。コンバインのうしろは刈り痕がはっきりしませんが、3条刈りというとこんなものなのでしょうか・・・稲を踏まないようにと考えると、足の幅は相当狭いんでしょうね・・・
昔のディーゼルエンジンは始動性に難があったのでしょうね。良いことを並べたあと、先回りをするように「●寒冷地でも、セルスターターでラクにスタートできます。」とあります。
一人で作業することも想定している・・・ということですが、きっと表紙にもあったように2人でやることが多かったでしょうね・・・
ポエムです。「大容量、高性能な○○で高能率な作業を実現!」的なコピーが多かった中、こういう想いを伝える詩のような広告文はこの時代あたりから出てきたのでしょうか?
今とどう違うのか、同じなのかはよくわかりません。
NX1800、40年近く前のものということになります。トラクターと違ってコンバインは年に一遍しか使わないから痛みやすそうです。現在残っているものはあるかなあ・・・
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msさん コメントありがとうございます
自分の使っていた機種の若い頃の姿(当時のカタログ)を見るのって
どんな感じなのでしょう・・・独特の感覚なのでしょうね
NX2000は去年まで使い、今年買い替えます。
その前がNX1800、その前がHT2200でした。
実際使っていた製品のカタログがあって懐かしいです。
トラクター狂さん いつもありがとうございます
昭和40年代のカタログ!
一体どういうルートで手に入れるのか不思議です
「蛇の道は蛇」きっと向こうの方から寄ってくるんでしょうねえ
楽しみにしています お暇ができたとき、お願いします!
NX1800は見たことありませんが、一つ上のNX2000ってヤツなら小学生の頃、近所の田んぼの脇に捨てられていました。よくチャリこいで見学しに行ってました…(笑)
NX1300には付いていませんが、運転席の隣にある長いパイプはマフラーです。格納時はパイプを外すことができ、全高を低くすることができます。(なぜこの場所に設置したのかは分かりません…)
確かこのNXシリーズからグレンタンク仕様(煙突みたいなパイプで籾を搬送するタイプ)が登場したと記憶しています。(間違っていたらすみません)
今では小型コンバインに見えますが、当時はそこそこ大き目のコンバインだったんではないでしょうか?そのころ一番大きい機種でも、4条刈り30馬力程度でしたから…。
話は変わりますが、昭和40年代のクボタのカタログを20冊(1枚物も有り)手に入れました!そこにNXより古いコンバインのカタログも有ったんで、送りたいと思います。
コンバインは複雑な構造で寿命は短い機械だと思います。ですがたいがい壊れる部分は刈取り部や脱穀部でほとんどの場合エンジン・走行部は使えます。ですのでトラクターや発動機として第2の人生を送っている古いのも結構ありますよ。