モンローマチックの輝かしいスタート!クボタサンシャイン・モンローマチック「昔のカタログ」

ダカールラリーはトップを走っていたホンダのバレダ選手が何とハンドルを折って下位に沈んでしまい(折れたハンドルでマラソンステージを走るってのもすごいことですが)、ガッカリしてしまいました。

というわけで今日は「昔のカタログシリーズ」。トラクター狂さんに送ってもらったクボタトラクター、サンシャイン・モンローマチックシリーズ完成カタログです。

昭和56年、1981年のことです

表紙です。ロータリーはそのままに、車体がスイングしているわかりやすい写真で請求しています。ちょっとカルフォルニアっぽいモンローマチックのメタル風ロゴ。どうしてそうなっちゃったのか・・・流行ってたんだろうなあ。
表紙です。ロータリーはそのままに、車体がスイングしているわかりやすい写真で請求しています。ちょっとカルフォルニアっぽいモンローマチックのメタル風ロゴ。どうしてそうなっちゃったのか・・・流行ってたんだろうなあ。

クボタトラクターのサンシャインシリーズについては、1978年の『選べるカラバリ!!クボタサンシャイン「昔のカタログ」』の記事を見てくださいね!

ずらりと並んだラインナップ。選べるカラバリのサンシャインは1978年。それから3年。このときは既にカラーは選べないみたいです。(カタログに書いていない感じ)
ずらりと並んだラインナップ。選べるカラバリのサンシャインは1978年。それから3年。このときは既にカラーは選べないみたいです。(カタログに書いていない感じ)
同じくでっかく背後にメタル文字。カラーは選べないけど、18馬力のKUBOTA L1802(DT)-M(二駆・四駆) 20馬力のKUBOTA L2002(DT)-M(二駆・四駆) 22馬力のKUBOTA L2202(DT)-M(二駆・四駆) 24馬力のKUBOTA L2402(DT)-M(二駆・四駆) 26馬力のKUBOTA L2602(DT)-M(二駆・四駆) 32馬力のKUBOTA L3202(DT)-M(二駆・四駆) 36馬力のKUBOTA L3602(DT)-M(二駆・四駆) 42馬力のKUBOTA L4202(DT)-M(二駆・四駆) 注文生産でL4212DT-Mとものすごい充実ぶり。
同じくでっかく背後にメタル文字。カラーは選べないけど、18馬力のKUBOTA L1802(DT)-M(二駆・四駆) 20馬力のKUBOTA L2002(DT)-M(二駆・四駆) 22馬力のKUBOTA L2202(DT)-M(二駆・四駆) 24馬力のKUBOTA L2402(DT)-M(二駆・四駆) 26馬力のKUBOTA L2602(DT)-M(二駆・四駆) 32馬力のKUBOTA L3202(DT)-M(二駆・四駆) 36馬力のKUBOTA L3602(DT)-M(二駆・四駆) 42馬力のKUBOTA L4202(DT)-M(二駆・四駆) 注文生産でL4212DT-Mとものすごい充実ぶり。

おケツばっかりでほとんど顔が見えないという珍しいカタログですが、どうでしょう・・・なんだか角目に見えます。顔がよく見たいっ!! 特に、36馬力クラスや42馬力クラス・・・なんだかかっこよさそう。四角く大きくて・・・

再びオシリの写真。僕はぜんぜんわかりませんが、きっとものすごいインパクトがあったんでしょうね・・・当時は・・・じゃなきゃこんなに何度も繰り返し出てこないでしょう。
再びオシリの写真。僕はぜんぜんわかりませんが、きっとものすごいインパクトがあったんでしょうね・・・当時は・・・じゃなきゃこんなに何度も繰り返し出てこないでしょう。

何でモンローなのか説明はナシ

「トラクタが傾けば作業機も傾く」というのが、これまでの常識。ところがこのモンローマチックなら、トラクタが傾いても作業機は自動的に水平に・・・。しかもスイッチひとつの操作で、思いのままの角度に作業機をコントロールすることもできるのです。だから、トラクタ性能がグンと向上。豊富な機種揃えの中からお選び下さい。

AUTO LEVEL CONTROL・・・ALCとかいう略語ならわかります。でも、いきなりモンローから説明されても「そのモンローは一体どこから出てきたの?」ってギモンが先に立っちゃってなかなか考えが進みません。

巷の説は「モンローウォーク」が有力

モンローマチックについて多くのサイト(といってもリサーチした数は4つ)では「マリリンモンローからきていると聞いた」「モンローウォークがその姿に似ているからだそうです」的な言い方多し。
モンローマチックについて多くのサイト(といってもリサーチした数は4つ)では「マリリンモンローからきていると聞いた」「モンローウォークがその姿に似ているからだそうです」的な言い方多し。

まあ、ネット上に100そういう記載があったとしても、出所がひとつだったら、それはひとつと同じですからねえ・・・これは作った人に是非聞きたい感じがします。

モンローマチック:だいたいみんなこんな姿を想像して納得しているのだと思う。僕もこの姿は納得できます。納得できるけどホントのところはどうなんだろうと思う。「〜君炸裂」だの「絡まん棒」(名前は実在しないイメージです)だの若干オヤジギャグ的農機具名はこの頃からの伝統かどうか・・・その瀬戸際です。
モンローマチック:だいたいみんなこんな姿を想像して納得しているのだと思う。僕もこの姿は納得できます。納得できるけどホントのところはどうなんだろうと思う。「〜君炸裂」だの「絡まん棒」(名前は実在しないイメージです)だの若干オヤジギャグ的農機具名はこの頃からの伝統かどうか・・・その瀬戸際です。

凸凹なんて気にしない

繰り返し繰り返し説明しています。「うまくできたゾーみんな見て見て!」という感じが伝わってきますね!
繰り返し繰り返し説明しています。「うまくできたゾーみんな見て見て!」という感じが伝わってきますね!
諸元表が後ろに載ってます。ちょっと細かすぎて読めないです。
諸元表が後ろに載ってます。ちょっと細かすぎて読めないです。

モンローマチック・・・あなたはホントにマリリンなの? あーーーー知りたい。

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“モンローマチックの輝かしいスタート!クボタサンシャイン・モンローマチック「昔のカタログ」” への8件の返信

  1. ゲレゲレさん こんにちは
    古い機械は動かし続けることが最大の整備ですものね
    活躍する場所のあるL4202DTは幸せ者です!

  2. 整備について調べていたら、またここに…と言うか、やはりここしかなかったですね。

    ウチのL4202DTなんですが、あれから錆びて朽ち果て寸前の屋根をバッサリ切り落し、エンジンオイルの漏れを耐熱性のパテで止め、ブロードキャスター専用機として稼働させてます。

    手をかけて整備してやれば、黒煙を吐くこともなく低回転でもキビキビと畑を走り回れる良い機械になりますね。

  3. ゲレゲレさん こんにちは

    もう二度と増えることのない機械ですから、できれば鉄屑の形よりはどこかで動いている姿を見たいな・・・と、部外者としての勝手な思いはあります。もちろん、古い物を維持するのは大変ですから、あくまでも当事者ではない者の感じることでしかないのですけど・・・

  4. L4202だったかも知れませんねぇ…

    流石に30過ぎてから数字をおぼえるのが億劫で億劫で…

    ちなみに本日、座席を止めてる部分が錆びてゴッソリ折れました。

    とてもショックでしたよ(›´ω`‹)

  5. ゲレゲレさん おかえりなさい

    L4203は取説ダウンロードにも載っていないみたいですねえ・・・
    ところでL4203ってL4202の次のモデルなのでしょうか

  6. L4203トラクターを手にいれて、整備しようと思い色々調べていたら、またここにたどり着きました。

    もうね…この時代のトラクターの説明書やパーツって、メーカーに問い合わせても製造が終了したらしく手に入らないんですよね。

    この時代のトラクターのエンジンって、燃費はちょっと悪いですが耐久性が高くて信頼出来るモノばかりなのに非常に残念です(›´ω`‹)

  7. トラクター狂さん おはようございます

    モンローマチックありがとうございました!
    僕も(実際に見たことはありませんし、このあたりではなかなかお目にかかれませんが)26~42馬力、気になりました。

  8. ちょうどこの頃から各社で自動水平の付いたトラクターが発売され始めたと思います。(ヤンマー…UFOマチック、イセキ…レーダーマチック、三菱…ジャストマチック)

    個人的には26~42馬力の4気筒モデルの顔が好きです!ちなみに42馬力はターボエンジンです。確か当時のアメリカの排ガス規制をクリアしていたと思います…(間違っていたらごめんなさい)

    L3602(DT)‐MとL4212DT‐Mは大型特殊仕様(最高時速が約25キロ)です。特にL3602は大特専用モデルのようで、エンジンが1861ccとなっています。当時は1500cc以下が小型特殊、それ以上が大型特殊でした。(排気量制限は2004年7月1日の改正で撤廃)

    L4202DT‐Mは私が通っていた農業高校で使ってました!生徒は使用禁止でしたが、学校敷地内の除雪等に使用していました。「本当にアメリカの排ガス規制クリアしてんのか?」と思ってしまうほど黒煙吐きまくりでしたが…(笑)運転席に乗ってみましたが、クラッチの重さが尋常ではなく、なんとなく生徒使用禁止の理由が分かりました…。

    また面白そうな珍しいカタログを手に入れたんで、送ってみたいと思います。

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