いつものDさんにネタ爆弾を投下されました。確かに興味をそそる内容・・・
「海を渡るおじいさんのトラクター 日本の農機具は古くても世界で引っ張りだこ」という、日本ビジネスプレスの記事(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41287)です。
解体して原料として使用するリサイクルではなく、いらない人から必要な人へリユースの橋渡しをしている会社のようです。その会社が農家から直接ネット経由で買い取り、海外へ輸出する・・・ということから「ビジネス」として注目されたみたいなのです。
そういえば以前もグレイマーケットによる日本の中古トラクターの流通で、ZENNOHトラクターが生まれたことを書きましたよね!
そこへ合うパズルのピースを探せ!
ある人から見れば「ゴミ」でも別の人から見れば「宝」ってよくあることです。でも、捨てる本人からすればどう考えてもゴミ、逆さに見たって、明日見たってゴミはゴミ・・・なんです。
自分にはどうしようもなくゴミに見えても「日本のどこかに、世界のどこかに、まだまだハマるところがどこかにあるかも」・・・ということを考え、実行できれば、不要品を手放す人も、仲介する人も、そして手に入れる人もみんなニコニコです。
竹とんぼの彼女もそうでした
ロンドンで拾ったなんてことはないゴミ(ガムやキャンディの包み紙や使用済みの地下鉄の切符など)が、世界のどこかではゴミではない、それどころか必要とされているかもしれない・・・と考えたYさんが、日本の町中で壊れたり欠けたりしているものをロンドンで不要なものを使って修繕してみた先に、僕がお手伝いした国田小の竹とんぼを作るワークショップがあるってわけです。
「海を渡るおじいさんのトラクター 日本の農機具は古くても世界で引っ張りだこ」の記事に出てくる会社では「パズルのピースを探せ」をビジネスとして成功させ、巨人の竹とんぼのYさんはお金は得られない代わりに「パズルのピースを探せ」で地域と地域、国と国、人々の繋がりを作り出しました。
あれ? 農機具輸出の会社も同じく地域と地域、国と国、人々の繋がりがあるだろうに、彼女はお金が伴っていないなあ・・・う〜〜ん・・・まあいいのか、
それを求めていないから。
流れなのか?次々に目や耳に入る「ゴミ」「不要品」「廃材」のニュース
流れなのか、僕が呼び寄せている、もしくは引き寄せられている「ゴミ」「不要品」「廃材」のニュース・・・昨日もNHKの各地の話題コーナーで「廃材アーティスト」の話題が・・・
関東ローカル、群馬県の話題でした。やはり不要品を加工して作品を作っているこちら
結局、要る、要らないは超個人的な問題なんだ
結局、要る、要らないは自分で決めることなので、「廃材」を使ったなにかは「誰かが要らないもの」をつかった作業。「廃材」だの「ゴミ」だの言っちゃ悪いかもしれません。特に「廃」っていう字は良くないですね・・・
新品の鋼材をまったく必要のない人に渡しても、利用されずに邪魔で不要なゴミになってしまう・・・
資源・・・食べ物や人材や仕事や不要品に至るまで、ちゃんとハマるところへ持っていけばモノは捨てないし、資源は有効活用できるしホントにいいことだらけなんだけどなあ・・・
捨てられない人は行く先を決めてあげなきゃ
「いつか使うかも」なんて、色々なものをなかなか捨てられない僕。これからはただ取っておくだけではなくてハマるところを探す努力をしないとイケませんね。
この話、実はまだまだ目や耳にすることがあるので続くんです。