いつもちょっと変わった視点からヒントをくれるDさんが、「デビッド・ブラウンのヘッドマーク、薔薇のバッジの謎」の話題の時に「Wikipediaの紋章学全般、マーシャリンクの項を読むべし」と、メールをくれました。
西と東、赤と白、平氏と源氏こんなのを書いた記事でした
↑動画も作ってたし・・・
「なんのこっちゃ?」と見てみると、戦場での彼我の区別を付ける旗印でもある「紋章」、これの分割のことでした。結婚すると両家の紋章が合体するみたいなんです。デビッドブラウンの薔薇のバッジはちょうど紋章のベースの楯の形を4分割した格好になっています。
これはクォータリングというらしい
両家の結婚ではなかったのかも・・・
会社のDNAをマーシャリングでわかりやすく!
会社が合併しても製品の息づかいとか、部品とか、そのDNAなどは残り続けているんだ・・・と、移り変わりの激しい農機の世界を見て思うようになりました。
しかし、DNAが残っていたとしてももう会社の名前は残っていなかったりして、後から追跡することは容易ではありません。そこで、紋章のようにメーカーロゴがすべての関係する会社のロゴを含むようにすればわかりやすいのに・・・なんて思っちゃいます。
マーシャリング(英: Marshalling)は、紋章学において2つ以上の紋章を統合したり、統合した紋章の場所をある定石に従って移動したり、統合した紋章を取り除いたりして紋章記述を整列・整理することである。マーシャリングは、主に紋章を持つ2つの家が婚姻する際に行われるが、戦争、侵略の結果や政略的な合意に基づく国家あるいは領土の併合又は分割の際にも実施される。
とあります。
いちいち調べなくても一目瞭然でその家系がわかる・・・これは便利です!(何のため?という話もありますが)
例えば複雑すぎるフィンランドのヴァルトラの歴史なんかも・・・
デビッドブラウンもこんなかな?
こちらも詳しくはデビッドブラウン薔薇のトラクター年表を見てください。
ジョンディアだって
ドイツマンハイムの工場はランツトラクターを作っていたんですよね?
日本でも
日の本トラクターは日立ティアラでしたっけ? こんな感じでしょうか?
時間がなくなってまとまってないです・・・いつもすみません!
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