先日の草刈の際、見慣れない、けれどなぜか妙に親近感というか既視感というか・・・そんなピンクの小さな花を見つけました。
写真を撮って後からそれをよく見ればいいや・・・とすぐに刈ってしまったので(申し訳ない)、どんな葉っぱだったかとかはよく見ていないのですが、5枚の花びら、まわりからはちょっと花茎を伸ばしてポチポチっと咲いていました。
調べてみるとどうもムラサキカタバミみたい。カタバミって極々一般的な雑草の黄色いアレでしょ? 道理で見たことあるような気がしたんだ・・・形は一緒でも色が違うだけで全くわからなくなってしまうのがおもしろいです。

ムラサキカタバミ(紫片喰、紫酢漿草、学名 Oxalis corymbosa DC.、シノニム Oxalis debilis var. corymbosa)は、カタバミ科カタバミ属の植物。
南アメリカ原産であるが、江戸時代末期に観賞用として導入されて以降、日本に広く帰化している。環境省により要注意外来生物に指定されている。他にも、北アメリカ、オーストラリア、熱帯アジアなどに帰化している。元来は観賞用に栽培されたものであるが、現在では畑地を中心に広く見られる。土の中の鱗茎を取り尽くすのが難しいので、駆除の困難な雑草であるが、草の丈が低く柔らかいため雑草の刈り取りから殆ど無視される対象でもある。葉を刈り取った場合、殆ど畑に鋤き込まれ肥料となることもある。また、葉が一面に茂るため、他の大型の雑草の生育を阻害する。また、石垣に生えた場合は、葉が石垣内への雨水の侵入を防ぎ、鱗茎とあわせ、石垣内の土の流失を防ぐ役目もするなど益草としての一面も持つ。
要注意外来生物!

要注意外来生物に指定されているんだ! 去年までは気がつかなかったようなイメージだからこちらへ攻めてきているのだろうか・・・そういえば、ヘラオオバコは確実に大場町島地区の内部に攻めてきていて、今まではクルマ通りの多い大きな通りの路肩にしかなかったのに、今は一歩ん中へ入った通りの路肩に進出してきています。
一方おなじみのカタバミは

カタバミ(酢漿草、片喰、学名: Oxalis corniculata[1])はカタバミ科カタバミ属の多年草。花言葉は「輝く心」である。
葉は、ハート型の3枚がとがった先端を寄せあわせた形。三出複葉だが、頂小葉と側小葉の区別はつきづらい。地下に球根を持ち、さらにその下に大根の様な根を下ろす。葉は球根の先端から束に出る。この他、匍匐茎をよく伸ばし、地表に広がる。このため、繁殖が早く、しかも根が深いので駆除に困る雑草である。
春から秋にかけ黄色の花を咲かせる。花びらは5弁。
とあります。ヤマトシジミの幼虫が食草とするんですよね? ヤマトシジミといっても涸沼川や涸沼で穫れる貝のシジミの事じゃないですよ。チョウのヤマトシジミです。

ムラサキカタバミに戻る・・・それにしても色は難しい
ムラサキって付く植物はいくつかありますが、このムラサキカタバミの花は僕にはムラサキに見えないですねえ・・・まあ絶対的なムラサキ(色)って無いのでしょうから、色って比較のお話なんでしょうね。
「ノーマルのカタバミの花色に比べたら、よりムラサキっぽいのがムラサキカタバミの花色である」というのはかなりの人たちがいってくれると思いますもん。
僕はモモイロカタバミを推しますけどね。
ムラサキのつく植物
ムラサキハナナです。まあこれは紫。


色の名前は難しい・・・ムラサキカタバミという名前は、(カタバミの黄色の花に比べたら紫っぽい)←このカッコが隠れているんですね。