トラクターを撮影する「撮り虎」撮りトラキャンペーン第5弾の途中で脱線です。
ヒルフィギュア
昨日気になった山に描かれたでっかい「牛」の文字ですが、すぐさま友達から「ヒルフィギュア」というのだ・・・とメールをもらいました。
「ヒルフィギュア」はウィキペディアによると、
ヒルフィギュア(英語: hill figure)とはイギリスの石灰岩の丘陵地帯に画かれた地上絵である。英語では”chalk figure”、”hillfigure”、”chalk carving”、”chalk horse”、”white horse”など様々に呼ばれる。
急斜面の草と土壌を削って溝を掘り、基盤の石灰岩を露出させて画いた地上絵は、緑と白のコントラストが鮮やかで、遠方からでも、はっきりと見ることができる。単に溝を掘るだけでなく、基盤岩よりも鮮やかな色の瓦礫を埋める場合もある。
イギリスの丘の斜面には、多くのヒルフィギュアが刻まれている。南部に集中しているが、北部にも存在する(地図)。題材は馬が最も一般的で、人や動物、十字架や紋章などもある。よく古代遺跡と勘違いされるが、実際にはほとんどのものが18世紀以降の作である。例外として「アフィントンの白馬」は青銅器時代作とされる。
どうもずいぶん昔からあるみたいですね。そういや砂浜に絵を書き出したりしたらどんどんエスカレートして大きな絵を描くし、「とにかくでっかいの作りたい」という欲求は世界中どこでも一緒なんですね。
これに載っているヒルフィギュア、グーグルで探してみました。
あった!アフィントンの白馬
これが青銅器時代作ですか・・・馬には見えないけど、ずいぶんときれいなラインで躍動感があります。
これもあった!サーンアバスの巨人
う〜ん・・・・ちんちん

ちょっと違うけど中南米でも見る


結局これらは看板のルーツか?
更にそういえばなんですが、超大昔、中米のホンデュラス第二の都市サンペドロスーラでこんなのを見ました。僕らは「コカコラ山」と呼んでいましたが・・・

グーグルマップでもコカコラ山見つけた!
ヒルフィギュアの絵師たちは純粋に自分の描きたい物をかいていたけれど、だんだん自分の住んでいる土地、神さまの教え、自分の持っている馬なんかを大きく描くようになり、それがやがて「私の会社を宣伝して欲しい」と依頼されるようになったら・・・
ヒルフィギュアは看板のルーツかもしれませんね。
コカコーラのたもとはどうなっているのか?



これだったら日本にもあるなあ

これのたもとに行っちゃった人もいる!

日本のヒルフィギュアもこうやって注目を集めてさらに人も集めちゃってます。もう世界中どこもやってること一緒です。戦争や諍いなんてしてる場合じゃないですね・・・飛びすぎか・・・