最近よく編隊で飛び回っているカモの話です。ぐい〜〜ん・・・と数機で屋根の向こうを低空で旋回して重そうに電線をよけながら田んぼに着地。遠くで見ているとあまり気がつかないのですが、屋根の少し上を飛ぶときなど、「大きいなあ」と思います。
イメージは「ジャンボジェット」
重そうと言ったって鳥なのでそんなに重くはないのかもしれませんが、あの体ですから翼長は1メートル近くあるそうです。高いところを飛んでいるときは気がつきませんが、屋根などの比較物がある時には夕日や出たての月のようにビックリするほど大きいです。
頭の中ではこう見えている
辛そうだけど飛ぶのは好きなのかもしれない
見ているとバタバタバタバタやたら羽ばたいて、大変そうです。でも飛ぶのは好きなのか、やたらムダに旋回したりバンクしたりしてせっかく稼いだ高度を失ったりしているので「も少し手を抜いたら?」と思います。
また、仲間内で誘いあってまとまってお食事に行く時など、上空で旋回して仲間を集めて移動したりするみたいなのですが、ここでも招集がかかっているのに気がついて、ずいぶん遅れて飛び立ったカモが必死こいて羽ばたいているのを見ることができます。相当距離があるお誘いは断ったらいいのに全力で追いかけているんです。
ある日のカモちゃん
なんだか定員があるのか、3羽くらい集まったらあとは仲間はずれと言うか、あとから何羽か付いて来ていてもさっさと先に行っちゃうみたいなんです。
だから届かなかったヤツラはあきらめて別のところに行くようにしているみたいなんですが、距離見れば届くか届かないかくらいわかりそうなものなのです。飛ぶのが好きなんですねえ。話は通じそうもないですが、見ているとおもしろいです。