祭りは終った(Dakar2012 etape-14)

ありがとう砂丘たち、ありがとう南米の人たち、ありがとうラリーを作った人たち、ありがとうチームメイト、ありがとう、ありがとう、また来年!
ありがとう砂丘たち、ありがとう南米の人たち、ありがとうラリーを作った人たち、ありがとうチームメイト、ありがとう、ありがとう、また来年!

ETAPE-13 ピスコ→リマ

朝起きたら全員がゴールしていました。もう順位はすべて決定しています。チームランドクルーザー所属の#339三橋 淳 選手は、総合25位でフィニッシュしています。日野レンジャーの菅原さんは、息子さんが9位!親父さんが24位に入っています。

ルート概要によると・・・

祝福の時
短いSS(小さな砂丘を含むコース。侮ってはいけませんが、楽しむべき性格のものです。)によって最終的なランキングは決定されます。
ここへ来てはもう、かかる時間は取るにたらないもので、ラリーを終えるという喜びのほうが大きいはずです。
2012年度版の主人公は、競技者たちが長きに渡ってこの冒険の難しい瞬間瞬間を耐えぬいたことを理解している首都リマの人たちが上げる歓声で数えることができるでしょう。
挑戦は終りました。しかし、そこで受けた感銘と見た光景は、一生の中で特別なものとして残るでしょう。

年が開けて始まり、お正月気分の中も走り続け、正月気分もすっかり抜けてみんなが仕事モードに入ってもまだ走っていた・・・毎日毎日ほとんど気が遠くなるような300キロ越えのSSと、同じく300キロくらいのトランスポートを走ってきた。

「あとどのくらい?」なんて思っていては集中力が切れている証拠。途端にその日が長く感じられちゃいます。何も考えず、集中して目の前の課題を一つ一つ、仕事のようにこなしてやっとその日が終る・・・

もちろん、それができたところで「何?」というものではあるのですが、そんな長い長いラリーを愛機をいたわり、自分自身で選んだパッケージの範囲の中でベストを尽くして走り抜くというのは本当にすごいことだと思います。

この日に備えて様々な準備をし、挑戦し、結果を出した人、出せなかった人、リタイヤしてしまった人。様々なラリーは終りました。結果を出した人は祝福されると思いますが、きっと思うように行かなかった人もまた同じように賞賛されているでしょう。与えられた条件の中で、どんなに努力していたかは近くで見ている人にはわかっているでしょうから・・・

スプリントも耐久も、同じように準備には時間がかかるでしょうし、もちろん両方に過程があります。でも、耐久というのは少しだけその「過程」が見ている人にわかるようになっている。

「リマに上がる歓声でヒーローの数をカウントできる」というのは、その過程を見た人たちがすべてのゴールした人を勝者として扱うんだよ・・・と、そういうことを言っているのかな・・・と思いました。

順位表です

クルマはこちら。正確にはダカールのウェブサイトをご覧ください。
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バイクはこちら。正確にはダカールのウェブサイトをご覧ください。
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“祭りは終った(Dakar2012 etape-14)” への2件の返信

  1. OPさん
    おはようございます

    日野は中型ながら大型トラック勢に対しても健闘してますね!

    本当にすごいですよね・・・特に親父さんのほうのクルマはもう十数年も使っているクルマじゃなかったかと思います
    与えられた条件の中でベストを尽くすということもさることながら
    耐久性にもマルをあげないとならないと思います

    WRCも日本では見る人が少ないのでしょうね 何ででしょう?
    ダカールもそうですがマラソンが大好きなんだから日本にも素地はあると思うのですが・・・

  2. 日野は中型ながら大型トラック勢に対しても健闘してますね!

    スポーツチャンネル高いので(笑)深夜枠ででも地上派で30分くらいのダイジェスト番組が欲しいですね。
    クルマでは数字取れない時代なので仕方ないのでしょうが、どのチャンネル入れても内輪ネタにグルメにひな段トークやクイズなど、似たようなバラエティばっかりでつまらないです。
    BS日テレでのWRCダイジェストも無くなってます寂しい限りです。

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