
やっと田植えです。今まで米という作物が僕の目に入ってきていたのは、ここからでした。しかし、その前にもたくさんの手順がある事が今までの取材でわかりました。今日見た機械は、8条植といって、8列いっぺんに植える事のできる機械ですが、これだけ一度に植えられると撃つ弾のほうが間に合わなくなります。

ですから、兵站をになう「オカマワリ」(前に聞いた言葉ですが、うろ覚えです。間違ってたらごめんなさい)のほうがとても忙しいです。苗を用意したり、肥料を用意したり。それから機械で荒れた田んぼをトンボで直したり・・・
苗は前に取材しましたが、トレーから外しておかなければなりません。根っこが絡み合って、外してもバラバラにならずに、丸めたりできるんです。なんだかふわふわのカーペットタイルみたいで不思議です。
また、肥料は機械に入れておいて苗を植えると同時にちょっとだけパラパラっと入れるみたいです。田植えのときに肥料を使うと、トータルの肥料が少なくて済むらしいです。確かに、全部植えてから肥料を撒くより、植えるついでにピンポイントで肥料をあげたほうが、効率良いし経済的にも助かりますよね。大体1000平方メートルに60kgの見当らしいです。(聞き覚え書きなので間違ってたら教えてください)

田植えの方法としては、エントリーしてからすぐに植え始めるのではなく、大体の見当を付けながら奥の方へ行き、奥から折り返しながら残りの距離を計り、最後にくるっと回って入った口から出る本当の一筆書きです。
もし自分が植えるとしたら入ったらすぐに喜んで植え始めてしまうでしょう。勘、天気、空気、人力、自然と頭をフル回転しないとならないですねえ。なかなか難しそうです。
時間としては3000平米を1時間弱くらいでしょうか。代掻きよりは外周二周分少ないせいなのか、若干時間がかからないような気がします。
動画も撮ってありますので、編集ができ次第アップします。

