アシカキ水路の柵板交換。長寿命化の工事が始まりました。

今日からまた出稼ぎです。3月というのは年度末だそうで、1月2月3月は仕事もそうですが仕事といえない仕事など、色々なことで忙しく、「僕は季節労働者だなあ・・・」っていつも思います。

それ以外の月はヒマなんだから分散してくれればたいしたことないのに、集中しちゃうんです。困ったもんだ。

ずっと外に出ているのでココもパンチがなくなると思いますが、温かい目で見てやって下さい。

一昨日、工事開始のようすを見てきました。

いつもいつもトラクターのお話ばかりではなく、今日は「長寿命化の工事が始まりました」というお知らせです。

資源向上活動(施設の長寿命化のための活動)の現場調査
去年の12月、痛んだ水路の柵板(コンクリートの土留め)印を付けて置いたものの交換が始まったのです。これはその時のようす。篠(漢字はこれでいいんでしたっけ?)の棒を問題のある水路の柵板の刺しています。

その時のようすは『長寿命化、工事のための現調をしてきました。』の記事でご覧ください。

柵板の裏の泥をスコップで取り除いてます。田んぼの土なんで接着力が強くて機械じゃ引き抜けないのかな?
柵板の裏の泥をスコップで取り除いてます。田んぼの土なんで接着力が強く、機械じゃ引き抜けないのかな?
その土がスコップの形のまま、土嚢のように積み上がっていました。
その土がスコップの形のまま、土嚢のように積み上がっていました。この仕事をしているおじさんたちのスコップ、クロームメッキしたみたいにピカピカに光っているんです。僕のスコップみたいにサビサビじゃない。錆びる暇がないくらい土で磨かれているのでしょうね、カッコいいです。
で、柵板を軽くしてからコンクリートを銜える金具を掛け、引っぱるわけですが・・・
裏の土を取り除き、柵板をフリーにしてからコンクリートを銜える金具を掛け、引っぱるわけですが・・・
交換するくらい摩耗してボロボロですから、このように壊れてしまいます。
交換するくらい摩耗してボロボロの柵板です。銜えて引っぱると「バキッ」とこのように壊れてしまいます。
結局バールで持上げてワイヤーをぐるりと回し引っぱりあげていました。
結局バールで持上げてスキマを作り、ワイヤーをくぐらせ、ぐるりと回して絞って引っぱりあげていました。

こういうコトやってます。水路の柵板交換(去年の映像ですけど)

↑ 動画(73秒)

動画も撮ってきたのに編集している時間がありませんでした。これはまた後日ということで・・・

資源向上活動(施設の長寿命化のための活動)の現場調査
これは現調のときの写真です。この水路、カワセミもいましたし、11月にはまるで魚でも穫っているようなアシカキの除去を行った水路です。

時間の経つのは速いなあ・・・

いつもは個人個人でやる人はやる、やらない人はやらない・・・とバラバラの対応だったそうです。
畦からどんどん伸びたアシカキは、節ごとに根を生やし、泥を抱え込んで相当重いです。ですからこんな感じで力一杯網を引くの図になってしまいます。

前回なんでアシカキなの? という話題の中で、

「葉の縁には堅い毛があり、非常にざらつく。同属のサヤヌカグサもざらつくが、こちらの方がよりざらつき度合いは強い。和名のアシカキは、足をひっかくとの意味で、裸足で小川に入ると痛いほどである。」

という注釈から、足を引っ掻いて痛いから「アシカキ」というのだ・・・という結論になったのでした。

まるで網引き!アシカキの除草のようす動画

季節はあっという間に過ぎてしまいますね。今は寒風吹きすさぶ中、業者の方が柵板交換をしているわけですから・・・

アシカキ除去のお話は『多彩な技を持つ人たち & まるで網引き →昨日は活動日でした。』の記事でどうぞ

今日はココまで・・・また明日!

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