四角いのはいいぞ!クボタトラクタM1-65・・・「撮りトラ」
昨日のピッコロ続きで同じ場所、今日はクボタトラクターの「撮りトラ」クボタM1-65です。(Mってのは何を表しているんでしょうね)
北海道で撮影したもので、初めて見る機体です。お願いして写真を撮らせてもらうのですが、この前に何件か撮影を断られていてなかなか難しく思っていた時、通りがかりに見つけて撮らせてもらったものです。

「トラクターが好きで写真撮らせて貰えませんか?」と聞いても「うちは買取専門だから」と意味不明に断られたりしてなかなか理解してもらえません。 ?マークがいっぱい出ていみたいですが、3軒目のここでやっとOKが出ました。

Kubota_Tractor_M1-65 エンジンはクボタD3502水冷4サイクル3気筒ディーゼルエンジン、3499cc、65馬力/2400rpm。ミッションは主変速6段、副変速2段の前進12段、後進12段。PTO回転数は643rpm/1008rpm。作業機昇降装置は油圧式。制御はポジション及びドラフトコントロール、ミックスコントロールとなっています。

M1-65 その上に4WD、さらにその右にはElectro-Shuttle(エレクトロシャトル?)と書いてあります。電子的な変速装置なのでしょうか? パドルシフトみたいなものが付いているんでしょうね・・・
クボタではネットで取説をダウンロードできますからとても親切です。それに載っている農研機構の検査成績表の日付が昭和63年12月7日とあるように見えます。
顔だけでなくボディもスクエアでかっこいい!
もう一度スペックをおさらい。
エンジンはクボタD3502水冷4サイクル3気筒ディーゼルエンジン、3499cc、65馬力/2400rpm。ミッションは主変速6段、副変速2段の前進12段、後進12段。PTO回転数は643rpm/1008rpm。作業機昇降装置は油圧式。制御はポジション及びドラフトコントロール、ミックスコントロール。

このクボタM1-65は中古機械として店頭で売られていたものです。もうとっくに売れてしまったと思いますが、参考までに価格は税込みで¥2,808,000でした。使用時間は2693時間、備考としてF8.3-24 R16.9-30 ドローバー無し クリープ付き タイヤ4本新品・・・とあります。
「ドローバ」もしくは「ドローバー」って何だ?
ドローバーなし・・・とあるのですが、「ドローバー」って何だ?「無し」と言うからには、大抵付いているのにこれには付いていません・・・ということだろうから調べてみる・・・
すると、ちょうどOPさんの画像が引っ掛ったので拝借しました。ヴァルトラの画像です。
ヴァルトラ、これもすごく歴史があるトラクターなので、ヒマな時に下記のリンクを辿って見てくださいね!
トラクターの血脈、ヴァルトラの記事たくさん
とあります。扇型のソケットにピンの刺さった引っぱり棒が突っ込んである部分ですね!スイングするドローバーなわけですね。
よく取説の主要諸元を読んでいたら、けん引装置の項に「高さと方向を調整できるスイングドローバ」と書いてあります。前オーナーが取って何か別のクルマに付けちゃったんですね、きっと。
ドローバなし
ちょっとGMに似てるかな・・・と思ったら

シバウラD335F・・・顔はともかく、スタイルはこっちに似てます。スクエアでこれもカッコいいです。D275Fの安全鑑定が1989年ですから、ちょうどクボタM1-65と同世代でしょうか? このころはこういうのが流行っていた・・・そういうことなんでしょうねえ