今日は時間がないので短めに行きます。ヤンマーの社史「豊穣無限-ヤンマー農機20年のあゆみ」に、「シバウラと提携してS-30Aを1969年から1973年まで売っていた」とあったのに驚いたのでそのお話。
ヤンマーになるとこうです
あのS-30Aがヤンマーで・・・知らなかったなぁ。
社史にこうあります
42年6月に、当社と「石川島芝浦機械株式会社」(東京都)との間で、トラクタの生産・販売に関する業務提携が成立した。できれば、両社の間で生産機種を調整し,相互で販売を行おうという狙いであった。当面、当社の27馬力クラスの生産を同社に委託することから接触をはじめた。
ヤンマーの社史「豊穣無限-ヤンマー農機20年のあゆみ」より
どうも耕うん機が全盛の時にメーカーが乱立し、(一説に130社とも)開発費、コストに対してその利益が非常に少なかったことからの反省で、「トラクターはそうなってはならない」という機運が官民ともあり、できるだけ少ないメーカーでやっていこうとしていたようです。
実際に国からそのような指導もあり、それを受けての提携ということのようでした。
様々なメーカーの耕うん機があった時代はアイディアに溢れていて、見る側としては楽しいです。しかし、「メーカーとしては苦労して作った機械が思うように売れない」と、非常に苦しかったことがわかります。
ということで年表を作るとこうなります
さっそく妄想年表を作るとこうです。
YM3000
時間がなくなってきました。全体の年表に書き入れるとこう
今日はこんなところです。また明日!