1957年初回農耕作業用軽自動車登録オリジナルメンバー・シバウラNT-1「朝1分の農機考古学」

シバウラのNT-1です。ガソリンエンジンが載って、走るためのタイヤと変速装置だけのシンプルな構造です。このようなも耕運機を多数のメーカーが作っていたのに驚きます。運輸省型式認定を受けたものにはなかったと思いますが、中にはまともじゃない機械もあったようで、機械そのものをテストする国営検査はそういった理由でできたそうです。
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毎日サクッとネットの写真で「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は手持ちの資料から、1957年初回農耕作業用軽自動車型式認定オリジナルメンバーの牽引型耕耘機シバウラNT-1です。やはり銘板の証拠写真なし、資料ベースでお届けします。

シバウラのNT-1です。ガソリンエンジンが載って、走るためのタイヤと変速装置だけのシンプルな構造です。このようなも耕運機を多数のメーカーが作っていたのに驚きます。運輸省型式認定を受けたものにはなかったと思いますが、中にはまともじゃない機械もあったようで、機械そのものをテストする国営検査はそういった理由でできたそうです。
シバウラのNT-1です。ガソリンエンジンが載って、走るためのタイヤと変速装置だけのシンプルな構造。このような耕運機を、当時多数のメーカーが作っていたのに驚きます。中にはまともじゃない機械もあったようで、機械そのものをテストする国営検査はそういった理由でできたそうです。もちろん、ちゃんと走るということで、運輸省型式認定を受けたものは皆、国営検査も一緒に受けているのでまともだったと思います。
これを見るとエンジンはシバウラ6型、5.5馬力/2000rpmのものが載っていたようです。型式認定もこのエンジンで受けています。この時代は他の農機メーカーでも採用されていて、シバウラエンジンが強いです。
これを見るとエンジンはシバウラ6型、5.5馬力/2000rpmのものが載っていたようです。型式認定もこのエンジンで受けています。この時代は他の農機メーカーでも採用されていて、シバウラエンジンの評価が高かったことが伺えます。
シートに記入します。シバウラNT-1の型式認定番号は資料によると農28号でした。農34号までは1957年、初回登録オリジナルメンバーとなっています。つまり1957年生まれの同級生は34名ということですね!
シートに記入します。シバウラNT-1の型式認定番号は資料によると農28号でした。農34号までは1957年、初回登録オリジナルメンバーとなっています。つまり1957年生まれ、66歳の同級生は34名ということですね! 実機が残っているのはこのうちどれくらいなのでしょう・・・

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

オリジナルメンバー、今のうちにできるだけ実機を見たいものです・・・今日はここまで。それではまた明日!

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