さる2月21日、茨城県民文化センター小ホールで行われた、農地・水保全管理支払交付金の優良事例発表会へ行ってきましたその2です。
茨城県農林水産部長賞 武井・志崎資源を守る会(鹿嶋市)
鹿嶋市の武井・志崎資源を守る会もとても大きいです。その大きな地域全体で遊休農地解消や施設の維持が行われているというところが評価されたようです。
余談ですがこの「資源」、なにか石油とか天然ガス、鉄鉱石を連想させますし、「施設」といえば何だかダムとか空港とかを頭に浮かべますが、言ってみれば景観だの田んぼや水路を指しているみたいなんです。
初めのうちはピンとこなかったのですが、確かに働く人のことを指して人的資源だの言いますし、ちょっと前の「いとしいなんでもないもの」じゃないですけど、ある面から見て「価値を持つもの」もしくは「価値を生み出すもの」は資源や施設と言っていいのでしょう。
ここでは水辺好きでの成長の早いアカシアかなにかだと思うのですが、かなり背の高い木の生えた水路の草刈りがとても印象的でした。かなり木は大きいし、一面にもし草が生えてしまったら、たとえ志があっても個人では気が遠くなり、どうにもできないでしょう。
その反面、わいわいと大勢でやれば結構ぱっと終ってしまうものです。
茨城県知事賞 下石崎地域活動組織(茨城町)
ここはご近所で、僕もこの地域の端にあるサイクリングロードを利用して涸沼に行ったりしたので見たことがあります。地震で大変な被害を受けたそうで、3月の地震後、作付けに間に合うようにこの制度を利用してみんなで修繕して間に合わせたそうです。そんな臨機応変さプラス普段の活動のすばらしさが茨城県知事賞に輝いたのでした。
あたりまえですけど、みんなすごいです
共通項としてどの活動体も非農業者が活動に多数参加していて、子供たちに農業体験をさせていて、ビオトープを作っていて・・・実践活動?はバッチリやった上で啓発活動というかイベントなども行っているといったイメージです。
ビオトープという言葉はあんまり好きじゃないですが、そんな固定的な観察池みたいなもの、島地区にもあったらいいななんて思います。それから水質検査をやっているところも多かったのですが、どうやっているんでしょうか?業者に検査に出すという感じではなく、なんだか自分たちで検査を行っているように見受けられたのですが。
僕は用事があって質疑応答の前に帰ってしまったので、聞いてみることもできなかったのですが、水質検査をどのようにやるのかご存知の方がいらしたら教えてください。よろしくお願いします。