昨日の3月13日、茨城県民文化センター小ホールで行われた、農地・水保全管理支払交付金の優良事例発表会へ行ってきました。去年も行ったなあ・・・と、見てみると2月21日・・・今年はずいぶん年度も押し詰ってからやるんだなあ。
4つの活動体のお話を聞いて思ったのは、こういう活動ですからカタに嵌められて同じような草刈や点検という部分もありますが、本当に上手に地域の特性というか個性に落とし込んでいると感心しました。
地域の利益というかニーズというか、そういうものと「農地・水保全管理支払交付金」というフォーマットを上手に組み合せている感じです。アイディアマンがいてそういうヒトが引っぱって行くのかしら?
こさ払い?
初めて聞いた言葉なのですが、「こさ払い」(篠竹とか木の枝とか道路に被っているようなところを伐採することを指した言葉みたいです)という作業があって、多分あそこのボサッてなってるところをきれいにしよう・・・とか、ボーボーになってる休耕地をきれいにしようとか、パッと気がつく人がいるんでしょうね。
「こさ払い」ちょっと調べてみたら、「木枝払い」「木障払い」「小枝払い」といろいろ書くようです。ここに表れた言葉を見るに木の障りを取り除くいうことで、その対象が小枝だったり木の枝だったりするんでしょう。ものすごいでっかい木を切り倒して「こさ払い」と表記している記述もありましたのでひらがな表記がぴったりです。
守備固めが印象的
全体として構成人数は減少傾向なのでしょうが、大きな活動体はチャレンジングというか明るく元気というかそんな感じでした。
一方それに比べて若干規模の小さな活動体の方だと思いますが、このようなフォーマットを活用し、できるだけがんばって農地や農村環境を維持して、仕事を持っている息子たちが定年を迎えて戻ってきて新たな担い手になるのを待つ・・・というようなことをおっしゃっていたのが印象的でした。
淡々としていらしてマイナスなイメージは感じられませんでしたが、大部分は担い手が減少する中、こんな守りの姿勢になるしかないだろうなあ・・・なんて思いました。
こっちは2月に行われました。
3つの活動組織の活動発表を見ましたよ。
後ろのほうに座ってくつろごうと思ったのですがなんと指定席でして、
見やすく且つ途中で抜けづらい場所(笑)に座らされました。