1966年型式認定ヤンマー耕運機YS8「朝1分の農機考古学」

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毎日サクッとネットオークションの写真で「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は500番台、1966年型式認定、ヤンマー耕耘機YS8型です。ヤンマーの運輸省型式認定番号銘板はエンジンの下、フレーム部分についていることが多く、メーカーの中では一番写真発見率が低いです。今回も銘板写真なし、番号は資料からの収録です。

ネットオークションで見つけてきた、ヤンマーの耕運機YS8です。比較的タマは多いものの、運輸省型式認定番号銘板が写っているものは1つもありませんでした。僕がとても気に入ったのは、門型のハンドルです。耕運機は大抵Y型になっているので、こういう形のものは珍しいのではないでしょうか?
ネットオークションで見つけてきた、ヤンマーの耕運機YS8です。比較的タマは多いものの、運輸省型式認定番号銘板が写っているものは1つもありませんでした。僕がとても気に入ったのは、門型のハンドルです。耕運機は大抵Y型になっているので、こういう形のものは珍しいのではないでしょうか? 塗装の下からまんべんなく錆が浮いていて、金色に見えたり煎餅のようにに見えたりしています。
門型のおかげでこの部分、大変視界が良好です。レバー類も余裕を持って配置されています。Rのついたベースが美しいです。
門型のおかげでこの部分、大変視界が良好です。レバー類も余裕を持って配置されています。Rのついたベースが美しいです。
トラクターのサイドについていた車名バッジもついています。鋳物で凹部分に色差し・・・立派なものです。高かったでしょうね。今の値段にするといくらぐらいになるのでしょうか?
トラクターのサイドについていた車名バッジもついています。鋳物で凹部分に色差し・・・立派なものです。高かったでしょうね。今の値段にするといくらぐらいになるのでしょうか?
ハンドルポストにも車名銘板。
ハンドルポストにも車名銘板。
搭載エンジンは資料ではF8となっていますが、実機ではF8Eが載っています。
搭載エンジンは資料ではF8となっていますが、実機ではF8Eが載っています。
F8EもしくはF8CE搭載が標準のようです。
F8EもしくはF8CE搭載が標準のようです。
資料から運輸省型式認定番号を抜き出してシートに記入します。小型特殊自動車運輸省型式認定番号農534号ヤンマーYS8型と銘板に書かれていたはずです。
資料から運輸省型式認定番号を抜き出してシートに記入します。

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農534号
ヤンマー YS8型

と銘板に書かれていたはずです。1966年の終わりはヤンマーのスペースで、数はまあまあ見受けられるものの全く番号銘板が見つからないため、今まで空白になっていました。数字をつなげるため、資料ベースで実機写真が見つかったものはどんどん追記することにします。