見たことのない強烈な天気雨(狐の嫁入りって言うのですって!)

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自粛生活が長く続き、環境保全会の活動と活動の間を埋める「ナニカ」も尽きてきました。これから先、中身のスポンジ化が進みそうです。

今日は資源回収の日ですし時間もないので考えた末、先日見た強烈な天気雨です。天気雨、調べてみるとそれなりに面白いのでした。

お日さまは半分かを出しているのですが、少々雹まじりのバケツをひっくり返したような雨。雨粒が大きく、あたりが白く煙っています。雲の色は薄く、「どこからこんな大きなものが降ってくるの?」という感じ。こんな状態は今まで見たことがありません。
お日さまは半分かを出しているのですが、少々雹まじりのバケツをひっくり返したような雨。

雨粒が大きい!あたりが白く煙っています。雲の色は薄く、「どこからこんな大きなものが降ってくるの?」という感じ。こんな状態は今まで見たことがありません。
ちょっと見にくいと思うので上の写真を少し拡大します。まるで雪が降っているように写っていますが、雨なんです。
ちょっと見にくいと思うので上の写真を少し拡大します。まるで雪が降っているように写っていますが、雨なんです。

天気雨、文字通り天気なのに雨が降るということですが、調べてみると世界各国に俗言があって、日本も含め『動物などの「人間ではないもの」の結婚』と結びついているものが多いそうです。

「狐の嫁入り」

天気雨に関する俗信は世界各地に存在する。代表的なものは天気雨と動物の結婚を結びつけるもので、日本の「狐の嫁入り」の他、アフリカでは猿やジャッカル、アラビア語圏の一部では鼠、ブルガリアの一部では熊、大韓民国では虎が結婚するとされる。

イタリアのカラブリア州・サレント半島やイギリス南西部では日本と同じく狐が結婚すると言われる。因みに日本の「狐の嫁入り」は「晴れの日に滾々(コンコン)と降る」という意味の駄洒落でもある。(要出典) ベラルーシ、ポーランド、ロシア、ウクライナの間に位置するポレーシエ地方では、「ユダヤ人の婚礼」、「ジプシーの婚礼」、あるいは「悪魔の婚礼」とされており、動物ではこんな日に嫁入りするのは狐、狼、熊だと言われている。つまり、スラヴでは天気雨の日に婚礼を挙げるのはふつうの人間ではないと考えられていることになる。

ウィキペディア「天気雨」

人種、国を越えて「天気雨」という非日常を「動物の結婚」と捉えたというのは不思議です。

狐の嫁入り
狐の嫁入り

動物までは一致しても不思議ではないですが、動物×結婚となると、「見たことのないもの」の例えとして様々な地方で一致する確率はものすごく小さいのではないでしょうか?

もしかしたら世界中に散らばったこの俗言を持つ地方に「共通の何か」があるのかもしれませんね。

さらに「狐の嫁入り」を調べてみると、天候に関する言い伝えと、怪火としての「狐の嫁入り」の2つがあるというのがわかります。

狐の嫁入り(きつねのよめいり)は、日本の本州・四国・九州に伝わる怪異。

現象には大きく分けて、提灯の群れを思わせる夜間の無数の怪火と、日が照っているのに雨が降る俗にいう天気雨の、2つのタイプがある。

いずれの現象も人間を化かすといわれた狐と関連づけられ、また古典の怪談、随筆、伝説などには異様な嫁入り行列の伝承も見られる。平成以降の現代においても、それらにちなんだ神事や祭事が日本各地で開催されている。

怪火としての「狐の嫁入り」

僕は天気雨を指して「狐の嫁入り」というのを聞いたことがありません。どちらかといえば絵本などで読んだことのある「提灯の群れを思わせる夜間の無数の怪火」というほうを思い浮かべます。

おもしろいのは怪火としての「狐の嫁入り」に、西茨城郡七会村常陸太田市、茨城県の地方が2つ入っているのです。ちょっと見たいような見たくないような・・・

また、古典・伝説での「狐の嫁入り」では、

関東の諸葛孔明と喩えられる実在の武将・栗林義長にまつわるもので、茨城県牛久市の女化町の名の由来でもあり、同県龍ケ崎市に女化神社として狐が祀られている。

古典・伝説での「狐の嫁入り」

と、茨城県の龍ケ崎市の女化神社が入っています。

茨城県、天気雨や狐の嫁入りと縁があるのでしょうか?

今日はこんなところです。また明日!

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