「8月2日におにぎりを3つ食べるには」という家庭稲園バケツ稲プロジェクト。バケツ稲は、毎日水をやらなくちゃいけなかったりしないので比較的手がかからない植物だと思います。ただ、寒い時期の家の中で育てると思わぬ問題も出てきたりして・・・
長過ぎた感のある浸種の後、3月2日に種まきをしたバケツ稲。時系列でその後を見ていきます。
3月6日
3月6日。まだなんの変化もありません。
コップで水を掛けていたのですが、コップはダメですね。土に穴があいてしまいます。本当はじょうろとかが欲しいのですが、お金かけても仕方がないので、この後は霧吹きで水やりをすることにしました。
根っこがみえています。子供が種まきをしてすぐ、じーっと座って眺めながら「早く芽が出ないかなー」なんて言ったりするわけですが、その気持がよくわかります。植物はじっと見ていると変化がない・・・でもちょっと目を切ると驚くほど変化している・・・僕とは時間の進みが違う生き物なんです。
3月14日
変化がない中でも、家の中で毎日暖かい場所を探して行ったり来たりしています。
そしてついに芽らしきものが出てきました。これは水戸産のあきたこまち。ちょっと薄播きなのでパラパラです。
そしてこちらは富山産のあきたこまち。こっちはドバッと播いてしまったので結構ビッシリ。
3月15日
3月15日。少し変化が見えると現金なもので連日写真を撮ったりしています。
こちらは水戸産のあきたこまち。
こちらは富山産のあきたこまち。
3月16日
これはどこ産だかわかりませんが、このときは毎朝このように葉っぱの先っちょに水玉が載っていました。
3月26日
3月26日。富山産のあきたこまちです。結構伸びてきました。勢いがいいです。
そしてこちらは水戸産のあきたこまち。うすまきでパラパラの印象のまま。勢いが富山産に比べ無い感じです。
富山産のバケツのほうが土が多く(意図的ではなく、テキトーにやってしまったため)、苗にとって光の当たる量が多かったかもしれません。それから、水戸産のバケツは富山産に比べて播いた量が少なく、見た目はこのようになっています。
この先どうなるかわかりませんが、もしかしたら種籾はスキマなくビッシリ播いたほうがよいのかもしれません。
この時点でこうなった理由を僕なり考えてみると・・・
水戸産あきたこまち→土の量はともかく寒いなどの条件が厳しい中、お互いに余裕のある播きかたをした苗は、安心して寒いなりにのんびり成長している。
富山産あきたこまち→寒いしいきなり起こされてボケっとしていたが、隣とギュウギュウで競争率が高い。これは「ぼやぼやしていると取り残される!」と一所懸命伸びている。
と、こんな感じではないでしょうか?
それはともかく、ひとつ問題発生です。
家の中に置いているためなのかカビが出てきてしまいました。
カビが出たところは稲も出てきません。
まさかこんなことが起きるとは・・・どうしようか考えた結果、酢をポタポタたらしてみました。(何か市販の薬などを使うのは抵抗があったので)とりあえずカビは弱ったようなのでもしかしたら効いたのかも・・・
ただ、この後もカビの出た周辺は稲の生育が悪かったので、(カビのせいなのか酢のせいなのかわかりませんが)重曹なんかで中和すればよかったかなあ・・・
思わぬカビに悩まされたところで今日はおしまいです。また明日!
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