月末で仕事や、やらなくてはイケナイものが溜まっていてイヤになっちゃいます。今日もサクサク簡単に行っちゃおうっと。
昨日調べていてふと思ったのですが、三菱のトラクターは大体1975年を境にがらっと変わったように見えました。色は赤から青に、顔もお面のように強調されたタイプに・・・(そして色のほうはまた赤に戻るんですよね?)
三菱トラクターが赤から青へ変わったのは1976年?
農研機構の登録で見ると、青いボディ、型式名がD+数字の機体は1976年からのように思えます。
昨日の赤いボディ、型式名がR+数字のR2000形は、tractordata.comによると1970年〜1975年の間発売されていたということですから、ちょうど1975年を境に赤から青へ、そして白っぽいお面をかぶるようになったのではないでしょうか?
そしてD1800からD1850になると・・・
D1800からD1850と50プラスされた時点で、「顔はハッキリと白にする」と決めたのでしょう。微妙な色から真っ白、しかも飛び出すくらいに造作も大げさになっています。
この三菱D2650FDの詳細が見たい方は『形式では三菱MT2600Dと呼ばれ、区分では三菱D2650FD、運輸省にいたときゃ三菱MT26B型・・・「撮り虎」』の記事でどうぞ!
カタログ詳細を見たい方は『昔のトラクターカタログ・・・サトーST-4000はホネホネさん』の記事でどうぞ!
というわけでお面の例その1
お面の例その2
以前紹介した三菱MT33は、農研機構で調べてみると安全鑑定を1987年に受けています。他の機種は新しくなると数字が3桁になったりしているので、このMT33と同年代のものかもしれません。というわけで、一応80年代後半のトラクターとして考えてみます。(ご存知の方は是非教えてください!)
色はまた赤を基調としたものに戻っています。1975年を境に青くなり、概ね10年経ったところで赤に戻った感じでしょうか?
今日はこれでおしまいです。また明日!
伊藤産業機械さん おはようございます
ということは、佐藤造機は当時農協ルートを持っていて
そのシナジー効果を狙った合併だったのでしょうか?
三菱重工が生産→三菱機器販売が販売の黄金のラインがありました。その後、佐藤造機との合併には、農協のルートにたくさん売りたいという思惑もあったようですね。
伊藤産業機械(株)さん こんにちは
詳しく教えていただいてありがとうございます!!
「技術サービス便覧」出典ならtractordata.comより正確ですよね
Dトラは佐藤が作っていたのではなく、三菱重工が作っていたのですか(そして販売は三菱機器販売株式会社でしょうか?)
木田さん こんにちは
確かに!
にてますねえ・・・
いつも楽しく拝見しています。三菱の「技術サービス便覧」によると、R2000トラクターは1967年~1970年に生産されたものです。当時は色は赤かったようです。私はRタイプのトラクターは、見たことがないので…。スズエにOEMしていたことは間違いありません。当時は「三菱機器販売株式会社」の名前で販売していました。
トラクターがD1300などのいわゆるDトラの時代には、色は青くなります。Dトラの時代は、1973年~1981年です。Dトラは佐藤造機にOEM供給されていました(佐藤ブランドは白)。
その後、1980年に三菱機器販売と佐藤造機が合併して、「三菱農機」になります。しばらくはMT1801などの青パル(青いパルシードの略)の時代が続きますが、これは1982年~1985年あたりまでとやや短く、1984年にMT18などのF1シリーズが出てから、基本的に三菱トラクターは赤くなり、現在の「三菱マヒンドラ農機」に至っております。
ちなみにMT33は、1989年~1991年のバブル真っ盛りに生産されたトラクターです。
お面その2 SUPERマイサン ヤンマーの赤トラフォルテみたいやな。