昨日の続きで、会長さんから借りている「農作業安全のための指針」からピックアップして草刈りのときの事故事例をたくさん載せようと思ったのですが、マンガを書いていたらそっちに時間がかかってしまいました。ごめんなさい。
関係ないですけど、お役所は指針がダイスキですね。指針と概ね進む方向みたいに書いていますが、実際は「この通りやりなさい、いや、やれ!」って言うことなんじゃないかな・・・とたまに思います。
(6月男性67歳)不安定な姿勢で草刈りをしていてゴム長靴が滑り、右足を用水の底(深さ30センチ)に落としてしまった際、ねじるようになり、アキレス腱を断裂してしまったそうです。
一番の問題として斜度のキツイ法面の草刈りということがあった上で、当日は雨が降っていて、すべりやすい長靴を履いていたことも指摘されていました。
法面の草刈はものすごく不安定で僕も大嫌いです。ケガをされている方は年配の方が多いのですが、ベテランでも重力には逆らえないってことですよね。一番の原因である「斜面」の草刈りを安全にできればいいんですけど・・・
平らなところから1.5Mくらい一気に刈れる、超々軽量携帯ディスクモアみたいなものがあればいいかもしれませんね。
(8月男性63歳)畦畔草を刈り始めて空き缶などがあったので、道路の縁石にエンジンを切らずに置き、後ろ向きに空き缶を拾っている間に、エンジンの振動で刈り払い機が路面を移動し、刃が左足首に当たったそうです。
アイドリングの際は刈り払い機の刃は回っていないはずですが、ちょっと回転が高くなっていたり、キャブの調子などで回っていることもあります。こういう時に確かに縁石の上などに乗せたら、きっと動きだすでしょうね・・・
これ、ちょっとだからって、僕もやってしまいそう・・・もともとはこれって、「いちいちエンジンをかけるのがめんどくさい」ということに起因していそうだから、セル付きにするってのもひとつの手かもしれませんね。
刈り払い機の主流が4サイクルになるタイミングで全部セル付きにすればいいのかもしれません。
僕が趣味で乗るオフロードバイク、以前はどんなに大排気量でもキックスターターでしたが、今はほとんどがセル付きで、小排気量2ストロークだってセルが付いています。やっぱりセル付きは楽ですもん。
他にも色々載っているのですが、時間がなくなっちゃったのでまたの機会に・・・