資源向上活動(施設の長寿命化のための活動)の現場調査

昨日は資源向上活動(施設の長寿命化のための活動)の現場調査でした。漢字が多くて長いですねえ・・・もっと言えば、多面的機能支払交付金活動の中の資源向上活動(施設の長寿命化のための活動)の現場調査ってことになります。

もう読み始めて終わりのほうへきたら、冒頭の漢字はすっかり頭の中から蒸発している感じですよね?

まあ、今あるものをだまし騙し長く使っていくための活動とでもいいましょうか・・・島地区では水路の柵板がなぜかボロボロになっているので、これを交換しようということなんです。

この水路がそうです。なぜか一番上のコンクリートの板がボロボロになって痛んでいるのです。
この水路がそうです。なぜか一番上のコンクリートの板がボロボロになって痛んでいるのです。
去年は一番上のコンクリート板を全部交換したのですが、それだと100mしか交換できませんでした。そこで、悪いものだけ取り替えて距離を伸ばそう・・・ということになったのです。そこで、悪いものをピックアップしているわけです。
去年は一番上のコンクリート板を全部交換したのですが、それだと100mしか交換できませんでした。そこで、悪いものだけ取り替えて距離を伸ばそう・・・ということになったのです。そこで、悪いものをピックアップしているわけです。

資源向上活動(施設の長寿命化のための活動)の現場調査
ところが、不思議なことにこの写真でいえば左側はほとんどがダメで、右側にはダメなものがまったくありません。どういうことでしょう・・・仮説として使っている肥料が違うから・・・というものが上がっていました。肥料が酸性ならそれも考えられますけど、そういう肥料もあるのでしょうか?

 
写真左のほうが若干低く水をかぶりやすいというのもあるように思います。また、意外と草や土が厚くかぶっているところは痛みが少ない・・・いろいろな要素が絡み合っているんでしょうね。でも、全面的に左側がダメという大きな違いにはビックリしました。

資源向上活動(施設の長寿命化のための活動)の現場調査
この作業、草がかかっていて、それをどけるのが結構大変です。両側何百メートルもですからね・・・
資源向上活動(施設の長寿命化のための活動)の現場調査
この程度ならOK。でも、ボロボロになって鉄筋が出たりしているようなものは交換です。

あまり関連ありませんが、以前貰った活動マニュアルに水路のフリュームの設置と書いてあって、フリュームって柵板のことをいうのかな・・・と調べてみたら、プリキュアばかりでてきてびっくりしました。「プリフューム」と間違えて入力したみたいです。全く何をやってるんだか・・・

フリュームとは「水路式側溝」のことらしいです。これでは意味がわからないのでもっと調べると、置樋ということみたいです。なるほど・・・ただ地面を掘って水を流したものはフリュームとは言わず、樋、この場合はコンクリートの樋をフリュームと呼んでいるんですね。

資源向上活動(施設の長寿命化のための活動)の現場調査
ふたりとも篠竹を抱えています。これを突き刺して目印にしようというのです。僕はスプレーかなにかで印を付けるものと思っていましたが、草がかぶったり濡れたりしていて、スプレーは使えそうにありませんでした。この篠竹しかありません。さすが!

資源向上活動(施設の長寿命化のための活動)の現場調査
こんなものです。
資源向上活動(施設の長寿命化のための活動)の現場調査
篠竹は自然に溶け込んで見つけにくいのが難点ですけど・・・このようにして100枚以上の悪い柵板を発見しました。

オマケ

活動で道路脇に植えたヒガンバナです。なぜかぺったりしちゃってるんだよなあ・・・
活動で道路脇に植えたヒガンバナです。なぜかぺったりしちゃってるんだよなあ・・・
何とかここで養分を蓄えて、来年ボーボーに咲いて欲しい。水仙もボツボツ出ていました。
何とかここで養分を蓄えて、来年ボーボーに咲いて欲しい。水仙もボツボツ出ていました。
どこのおうちでも今の季節ユズがバンバン成っています。トゲが痛いせいかほとんど利用はされていないみたいです。
どこのおうちでも今の季節ユズがバンバン成っています。トゲが痛いせいかほとんど利用はされていないみたいです。

戦利品

帰りにどっさり野菜を貰いました。
帰りにどっさり野菜を貰いました。
鍋が何回も何回もできる量です。
鍋が何回も何回もできる量です。
暖冬のせいなのか、どれも巨大です。助かります!
暖冬のせいなのか、どれも巨大です。助かります!
上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

“資源向上活動(施設の長寿命化のための活動)の現場調査” への4件の返信

  1. 愛読者さん おはようございます

    コンクリートに水がよくない・・・
    う〜ん・・・それはそうですよねえ・・・

    中程の柵板は一方向しか水に接していないのに比べて
    上端の柵板は水をかぶって2方向、場合によっては3方向水に接して、しかも紫外線も浴びるし条件は悪いですよね

    やっぱり水ですね・・・

  2. おじまさん おはようございます

    一昨日見た水路は底が抜けていて、フリュームとは言わないのですね
    底が抜けていたほうがドジョウとかウナギが住みやすそうで確かにいい感じです
    もちろんウナギ穴付フリュームもステキですけど

    おじまさんのところも多面的機能支払交付金活動を始めるのですね

    「道具」を手に入れたら使い道がどんどん浮かぶんじゃないでしょうか
    やっぱり漢字がいっぱいの硬い言葉だけではなかなかイメージが湧きませんもの

  3. >写真左のほうが若干低く水をかぶりやすいというのもあるように思います。
    >また、意外と草や土が厚くかぶっているところは痛みが少ない・・・

    ということでしたら、「水」が原因かも知れませんね。

    コンクリート構造物が抱える問題点と原因
    http://www.nippon-xypex.com/concrete/index.html

  4. おはようございます。

      フリュームとは「水路式側溝」のことらしいです。

    排水フリュームは,3面水路と言われるU字型のコンクリート製品です。
    幅・深さは色々ですがだいたい一本2mぐらいの長さのものです。
    3面って言うぐらいですから,底があります。

    一方,柵渠は基本的には枠と柵板で構成されて,側面のみで底がないのが一般的です。
    (底の部分には梯子状に枠がある程度。)
    どちらが環境にやさしいかというと,
    底がコンクリートじゃない柵渠の方が,流速も出にくいし,水草も生えるので魚類が住みやすいのですが,
    管理する人間からすると,底があった方が草や藻類も生え難いし,泥浚いも楽なので,
    ちょっと前までは,柵渠の底にコンクリート打ったり,フリュームに交換したりが多かったんですが,
    最近は環境保全のため,柵渠が見直されているようです。
    フリュームも,3面でなく2面タイプとか,所々穴のあいてる環境配慮タイプが出ているみたいですね。

    我が家の辺りも来年から多面的機能支払交付金活動を始める方向で,市役所と相談しているようです。
    農道は100%舗装済み,用排水路はフリューム施工済みなので,どんな活動をするのか???
    役員さんは,耕作放棄田の対策と花壇整備を考えているようです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です