ニプロウイングハローの折畳み2013 折畳みを考える

以前紹介したクボタKL5150+ニプロウイングハローWRS3810N(すごく広い幅で代掻きをするアタッチメント)の折り畳むところ、これの2013年版です。

ドライブハローとは(間違ってたら修正希望です)

何回も書いちゃいますけど(シロウトによる、シロウトのためのページですから)僕の理解ではハローとは土を砕いて細かくする機械で、ドライブハローとは移動するハロー。その中でもウイングハローは折畳みのできる移動するハローではないでしょうか?

シンプルな機械にも惹かれますが、折り畳みできるとか、軽量コンパクトとか、何かと合体するとか、万能とか・・・複雑であれば部品の点数も多くなり、壊れやすかったり、単機能の機械より使いにくかったりするかもしれませんけど、純粋にメカメカしくてこれはこれでグッときちゃったりするわけです。

修正コメントいただきました

愛読者さんからわかりやすい「ドライブハローとは」を教えてもらったので載せておきます。

どらいぶはろー【ドライブハロー】とは

プラウ・・・反転耕起する道具
ティラー・・・攪拌耕起する道具
ハロー・・・砕土、整地する道具

それぞれPTO駆動型と牽引型があり、構造も、ロータリー(回転爪)式とか、ディスク(円盤)式とか、チゼル(鑿)式とか、タイン(櫛)式とか・・・色々あります。

田んぼでは一般的に、鉈爪を回転軸で駆動するタイプの「駆動型ロータリーティラー」と「駆動型ロータリーハロー」が多く使われ、前者を単に「ロータリー」、後者の中でも水田代掻き用のものを「ドライブハロー」と呼んでいます。

話題の「ドライブ」は「PTO駆動型」の意ですね。

無敵な理由(コドモから見て)

これなんか脱着可能で、ものすごく長大な上に折畳みができて、さらにはリモコン付なわけですから、変身、変態・・・そしてロボットと大人から見ても子供から見ても無敵と言えましょう。

すみません・・・遊んでます(大きくて重くて1:1スケールの大人のオモチャ)

ニプロウイングハローWRS3810Nの装・脱着とリモコンがどのくらい届くか試してます。高価なオモチャです。

広いところで折畳みの動きを確認

これって、右を折って作業、左を折って作業、両方折って作業と色々なパターンで作業できるんですって! ただ、移動中にジャマになるので収納のために折り畳むのかと思っていたら、狭いところでの作業にも使えると聞いて当然のことながら「考えてるんだなあ」と思いました。

なにもかも電動

ちょうどどうしてもできてしまう代掻きムラ? を消すためにちょうど良いくらいのコテが付いています。ヒモで吊ってるだけの簡単装備で、ただ付いてるだけでほとんど使わないオマケかと思ったら、結構有効なのでした。
ちょうどどうしてもできてしまう代掻きムラ? を消すためにちょうど良いくらいのコテが付いています。ヒモで吊ってるだけの簡単装備で、ただ付いてるだけでほとんど使わないオマケかと思ったら、結構有効なのでした。

それと、何もかも電動でやってくれるんです。代かきの仕上で使う秘密兵器の「コテ」、これも電動で出ちゃう! 

パタンと手で出してヒモで吊るドライブハローの「コテ」
パタンと手で出してヒモで吊るドライブハローの「コテ」

でも少し笑っちゃうのは、ただ、裏に回って「パタン」って、手で出すだけの板が、色々フクザツで大げさな装置で動かしているってのがおもしろいです。

普通は乗ったまま後ろでブラブラしているワイヤを引っぱる(たぶん)とパタンって出るそうです。

畳んでいるこの「コテ」を出すために、複雑なリンクやモーターがついています。
畳んでいるこの「コテ」を出すために、複雑なリンクやモーターがついています。

折畳みはどれもユニーク

考えてみると折り畳み、色々あってどれも魅力的。もちろん折畳みされた製品は、折り畳まない製品より性能的に残念なところもありますが、「折畳み」という新たな価値によって別の魅力がくっついてやっぱり欲しくなっちゃいますね。

場所を取るなあ・・・と思ったものには必ず「折畳み」があっておもしろいです。主に収納時に折り畳み可能と言うのが多いみたいです。

折畳み椅子

折り畳み椅子
折り畳み椅子 まあ、こう言うのフツーにありますよね? 遊んでるうちに指はさんじゃったりするんだよな
折り畳み椅子
これはおもしろい形だなあ・・・材料もくわないし、エコです。

折畳みテーブル

折り畳みテーブル アルミ製で軽量コンパクトに収納可能 運動会のためにこれ、買ってしまいました
折り畳みテーブル アルミ製で軽量コンパクトに収納可能 運動会のためにこれ、買ってしまいました

折畳みスコップ

折り畳みスコップ
折り畳みスコップ これも持ってます。単車に乗るときにザックに入れて持っていきます。

折畳みナイフ

折り畳みナイフ
折り畳みナイフ フォールディングナイフってやつですね? これも折畳みの定番です。
色々ありますねえ これはカード型ナイフ おもしろいなあ
色々ありますねえ これはカード型ナイフ おもしろいなあ
収納可能包丁?
うわっ!収納可能包丁? これはおもしろいなあ。場所もとらないし危なくない。
収納可能包丁
取り出すときにケガしそう 何か考えてあるんだろうな

折畳み飛行機

折り畳み飛行機
場所とるなあ・・・って思ったものは必ずありますね。
真っ先に思いつくのがこれですか?
真っ先に思いつくのがこれですか?
羽根を折り畳む
法律で決められていたり、スペースに限りがある場合、機構が複雑になったとしても折り畳みたくなります。
折畳み飛行機
飛んでいるうちに畳まっちゃったら怖いなあ
なんかカッコイイゾ!
なんかカッコイイゾ! 純粋に形として
羽根の折畳み
う〜〜ん・・・手作りらしいです

折畳み自動車

クルマの折畳み
クルマも折畳んで仕舞っちゃう。都会で駐車スペースに限りがある場合必要になってきます。
クルマの折畳み
なるほど・・・ショッピングカートみたいですね

折畳み自動車は昔から考えられていたようです

1929年 折畳み自動車だそうです
1929年 折畳み自動車だそうです
折り畳み自動車
昔はスペースもあっただろうに、何のためにこんなクルマを? たぶん他の制約があったんでしょうね。パッと画像を探しただけなので詳しいことはわかりません。
折畳み自動車というよりは分解可能自動車でしょうか?
折畳み自動車というよりは分解可能自動車でしょうか?
折り畳み自動車
ユニークです!

おなじみ折畳み自転車

折り畳み自転車
いかに軽く、簡単に折り畳んで簡単に展開できるか・・・色々なアイディアのオンパレード
折畳み自転車
ひゃーこれはコンパクト!欲しいかも

折畳み自転車じゃないけど・・・

「輪行袋」欲しかったなあ・・・買えなかったけど。自転車ツーリングの一コマ。この人は几帳面です。
「輪行袋」欲しかったなあ・・・買えなかったけど。自転車ツーリングの一コマ。この人は几帳面です。
輪行シート??? 自分がやったのはもっとグチャグチャ・・・ほとんどハミ出してて・・・エラいことになってるのでお見せできません。
輪行シート??? 自分がやったのはもっとグチャグチャ・・・ほとんどハミ出してて・・・エラいことになってるのでお見せできません。

折畳みハウス???

折り畳みハウス! やるなあ
折り畳みハウス! やるなあ
こちらも折り畳みハウス
こちらも折り畳みハウス
折畳みハウス
いろんなことを考える人がいるなあ・・・

ほんとにキリがないです。一日終っちゃう!

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

“ニプロウイングハローの折畳み2013 折畳みを考える” への4件の返信

  1. 愛読者さん おはようございます

    「ドライブハローとは・・・決定版」ありがとうございます
    大変わかりやすいです!

    「PTO駆動型」を「ドライブ」として
    「PTO駆動型ロータリーハロー」からロータリーが落ちて「ドライブハロー」なんですね!

    その他もとてもわかりやすいので、confuseしたらここに戻ることにします

    と、いうわけで本文にもくつけておきます

  2. プラウ・・・反転耕起する道具
    ティラー・・・攪拌耕起する道具
    ハロー・・・砕土、整地する道具

    それぞれPTO駆動型と牽引型があり、構造も、ロータリー(回転爪)式とか、ディスク(円盤)式とか、チゼル(鑿)式とか、タイン(櫛)式とか・・・色々あります。

    田んぼでは一般的に、鉈爪を回転軸で駆動するタイプの「駆動型ロータリーティラー」と「駆動型ロータリーハロー」が多く使われ、前者を単に「ロータリー」、後者の中でも水田代掻き用のものを「ドライブハロー」と呼んでいます。

    話題の「ドライブ」は「PTO駆動型」の意ですね。

    この世界って、ティラー(耕耘機)が転じて、小型の耕耘機を全部「テーラー」って呼ぶ人が(年配者に)多かったり、ロータリーティラーが単に「ロータリー」と呼ばれていたりして、・・・一般名詞に製品名や通称が混在・混同・混濁・混乱しているので、語源や由来を調べてみると面白いものが多いですよ。

  3. Blue_Buffaloさん おはようございます

    ドライブハローは駆動するハローかと

    リンクにある三角ハローを見ると「ドライブハロー」というのは引っぱるだけでなく自分で回っているところが違います
    そう考えると「ドライブハロー」は駆動するハローというのが合理的ですね

    僕はハローというのは置き型の何といったらいいのか、据置型土砕きマシンみたいな
    ホッパーに土を入れると砕いて細かくなって出てくるような機械で
    (ちょうどドライブハローをひっくり返して地面に置いたような・・・)
    それをトラクターで引っぱっているから「ドライブハロー」なのかと思ってました
    何の根拠があるわけでもない全くの想像なんですけど・・・

    「名前なんてどうだっちゃいい」とも言えますが
    一度気になっちゃうと気になりますもんね

    コテの件、近所の人からも「延長してるんじゃないか?」と、最近指摘されました
    確かにあんなに長いの他で見たことないです

    普通はプランとしているあのワイヤーを引っぱれば「パタン」とおりるんですね!

  4. ハローが土を細かくすると言うのは同感ですが、ドライブハローは駆動するハローかと。
     小生の覚えではPTOの無い時代は、鋤で荒お越しして、その後ハローを引いて細かくしたと聞いています
    http://www.weblio.jp/content/%E4%B8%89%E8%A7%92%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%83%BC?dictCode=NKGNS
     だから引くハローに対して駆動するハローをドライブはロート呼んだのではと想像します。(あくまで創造ですが)
     あとハローにはディスクハローやバーチカルハロー、ロータリーハローなどが思いつきます。

     あと、折りたたまないハローのサイドレーキ(コテ)動画を確認したら、秘密兵器らしく、延長の改造がしてありますね。ノーマルでは、ひも(ワイヤー)で、座席からワイヤに届けば、出し入れできます。

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