去年の震災の時は停電と余震で暖をとるのに使ったおじいさんストーブ、やっと整備しました。Aladdin Blue Frame H2201型、1930年代創業のイギリス製石油ストーブです。
調べてみると初めて日本に輸入されたのは昭和32年、シリーズ15と呼ばれるこの型が日本に入ったのが昭和35年で型番はH42201。だからH2201のウチの機体は1960年製かなあ・・・ということは52歳?
今も同じ型?売ってる
部品もまだある!
購入して交換してみる
イザという時に・・・
倒れたら火事になっちゃうとか、ボタン一つで火がつかないとか、ちょっとだけ不便なことがあって(とはいってもたいしたことじゃないですが)でそれまですっかり忘れられていても、シンプルな構造だったからイザという時に働くことができたんですよね。
芯に石油を染み染みさせて火をつける。こういうランプやストーブの要素って芯と燃料しかありません。とりあえず両方あれば何とかなる。それが良かったんです。
点火、ファンを回す、燃料を噴射するために電気を使えば、それだけ要素が増えちゃってイザという時に使えない・・・結構シンプルと思えるバッテリーレスでNAでキックスタートの単車ですら、久しぶりに遊びに行こうとするといっくらキックしてもエンジンがかからなくてキャブレターの分解から始めなくちゃいけなかったりします。
ボタン一つだのなんだのにコストを払って便利に使うのもいいけど、シンプルなものをちょっと不便しても普段使いしてイザという時も普段通りってのもカッコいいなあ・・・なんて思いました。