
黙ってブログを更新しないでいたら、Mさんが心配して尋ねて来てくれたそうです。すみませんでした。
もしかしたら毎日見てくれていた人もいるかもしれませんね。去年もそうでしたが今年も北海道へ来ています。

正月から農地水活動と関係ない「パリダカ」を取り上げる一つのいいわけとして、今年のテーマとして「整理しない」ということを掲げました。ですから、ついでに北海道の事も書いてしまいます。

↑よく見ると煙突の形が違いますね・・・すみません!これ「さんふらわあ」じゃないです。寝ちゃってたんだな・・・すれ違うとき・・・
僕が行っているのは北海道の日高町というところで行われている全日本エンデューロ選手権という、オートバイ競技です。ここで、何をするのかはまだわかりませんが、お手伝いにきています。
ここでの「エンデューロ」は、一周100キロの、川渡りあり、峠越えあり、林道あり、獣道ありの、ほぼ未舗装道路(でも公道です)を、1日2周、2日間、計400キロ、チェックポイントでタイムコントロールされて走ります。
1周の間に3回のスペシャルステージがあり、1日6回、2日で6回のテストが行われます。
そのテストは、
クロステスト(とにかくバイクを速く走らせるテクニックを見る)
エンデューロテスト(泥や深い水など、厳しい状況でのテクニックを見る)
エクストリームテスト(大きな障害物を越えるテクニックを見る)
の3つに別れていて、そこでのタイムと、それ以外での遅刻などのペナルティーの合計で争われます。
整備時間も決められていて、それを全て一人で行わなくてはなりません。つまり、ある程度負荷がかかった状態での「人+バイク」の性能試験といった趣で、ヨーロッパではずいぶんと歴史がある競技なのだそうです。
今年のテーマの「整理しない」ということですが、整理するというのはある範囲のものを分類して見出しをつけ、「似ているもの」のような、法則に沿って順に並べるような行為だと思っています。
逆に整理しないというのは、いつもそこらに散らしてさらしておくといった感じかもしれません。
世の中便利になって、身の回りから頭の中まで色々な方法、ツールがあって、情報も溢れているのに、ありとあらゆる整理が進んじゃって、なんだか知見の死蔵率は大昔と変わらないような気がします。
つまり、整理が行き届いているが故に、興味あるもの、気になるもののみ拾われて、見えていないもの、興味のないものについては永遠にそのままのような感じがするんです。
そう言った意味で、オートバイは一般には「危ないもの」とか「風を切って楽しい」などという簡単な認識のみで、ましてやオートバイ競技などはコアな人たちの中にのみ存在していそうです。
同じように毎日ご飯を食べている人たちも、まだまだお米がどういう風に作られているか知らない人がたくさんいると思います。
ブログなどのツールはタグによって勝手に整理されて、キーワードによる検索をするにはとても便利ですが、ピンポイントで出てきてしまうのでまったく「のりしろ」がありません。
辞書を引いた時、2ページにわたって他の単語が出てきてしまうように、ご飯を食べる事が少しずつ米作りへの興味につながるような・・・そんなツールができたらいいのになあ・・・と思います。
まあ、作って食べるのであればこんな心配はそもそもしなくてもいいわけなんですけどね。


うんの まろうさん
テーマと関係ない記事を書きたい時の言い訳なんです
気にしないで下さい
立ち位置はたしかにごちゃごちゃしてますけど
それはまあ そういう趣味という事で・・・
大場町から苫小牧(または室蘭?)は近いのですねぇ。いいなぁ。
tweetにあった、“あーとバスという活動”
ここに記載の、日高に向かいつつも“何をするのかはまだわかりません”
…なんでわざわざ整理し難いワケワカメな立ち位置に、と見えます。
でも正太郎には28号が見えるのかな。