田んぼの法面でたくさん生えているのを見つけました。葉っぱは大きく、広く柔らかそうで、シソみたいに深めの縦じわが目立ちます。草丈は20〜25センチくらい。大きな葉っぱに似合わないものすごく小さなキクのような花(5ミリほど)をつけています。中心は黄色で大きく、花びらは白いんですが申し訳程度、1ミリくらい?がピョッピョッっと出ています。調べてみたのですが、ハキダメギクだと思います。
掃き溜めって・・・まあ緑ばっかでたくさん生えているくせに花は省力化で小さく、雑草の極めつけという感じで掃いて捨ててしまいたい感じではあります。それにしてもすごい名前!
もしかしてそれとも「掃き溜めに鶴」ならぬ、「掃き溜めに野菊」という意味でしょうか?
ウィキペディアによると
ハキダメギク(掃溜菊、学名:Galinosoga ciliata)とはキク科コゴメギク属の一年生植物。
熱帯アメリカ原産の帰化植物。高さ50cm程度になる。夏から秋にかけ、小さな花を咲かせる。道ばたや庭などに生える雑草。
花は枝の先につき、直径5mm程度。5枚の先端が3裂する短い白色の舌状花、および多数の黄色の筒状花からなる。葉は対生し卵形、縁は浅い鋸歯を持つ。
牧野富太郎が世田谷の掃き溜めで発見したのでこの名前がついた。あんまりな和名の代表としてよく取り上げられる
とあります。
帰化植物だったんですね。なじみが無いわけです。しかし牧野先生がそんな名前を付けたんですねえ。
野良通信さん
おはようございます
そうなんですか!
植物好きと喧嘩好き
なんだかそのコントラストがおもしろいですね
そもそもそんなステレオタイプな考えからして掃き溜めに突っ込まれそうです
聞く所によると、先生は喧嘩好きだったそうで。こんなコトバお好きだったのではなかろうか。