キクモ・・・だと思う

キクモの花
キクモの花

稲刈りの跡をイナゴを探して歩いていたら薄い紫に紫色大きな模様、花びらが4枚に見えるラッパ型の小さな花を見つけました。草丈は大きくても15センチくらい、花の直径は5ミリほど、葉っぱは細かく柄のほうまで割れています。

キクモ
左手前のコンクリートに沿って生えているのがキクモと思われる草。背丈は10センチくらい。

初めはコンクリートの畔の脇で見つけたのですが、よく見ると稲と稲の間にたくさん生えています。これまでは日に当たらず稲の影で過ごしていたのです。

キクモの花
キクモの花 とても小さいです

家に帰って早速調べてみました。たぶんキクモだと思います(70パーセントくらいで)。調べると言ってもネットでパパっとやるだけですけど、これ、だいぶうまくなりました。

大体の特徴を(花の色、季節、生えている場所など)複数検索窓に入れて画像検索です。その中で似たようなものを見つけて、その名前からさらに検索、候補をいくつかに絞ってふるいにかけます。

詳しい方は生え方や、花の形状、葉っぱのつき方などの専門用語を知っているので、すぐに見つけられるのかもしれませんが、シロウトにはその語彙がありません。結構苦労しちゃう時もあります。

ですから、なるべく簡単な言葉で特徴を書くようにすれば、次に同じような人が同じ草を検索する時に僕より速くぱっと見つかるんじゃないかなあ・・・なんて思っています。

キクモの花
キクモの花

ウィキペディアによると

キクモ (菊藻、学名:Limnophila sessiliflora) はゴマノハグサ科の植物である。アジア原産で日本にも分布している。水辺、例えば水中~湿地に生息する。水田雑草であり、休耕田などによくみられる。また、観賞魚用の水草として古くから知られ、「金魚藻」といわれる水草のひとつに挙げられる事もある。別名アンブリア。

形態

水中葉は柔らかく水にたなびくような茎と葉をもち、葉も細く柔らかい羽毛のような感じになる。水上葉は堅く肉厚でごわごわとした感じになる。水上では茎も堅く太く育つ。水上葉では、秋に薄紫色の小さな花を咲かせるが、水中葉では花は咲かないが、閉鎖花をつけて結実する。

アクアリウムでの利用

アクアリウムやビオトープ(正確にはビオトープガーデン、ビオガーデン)を作る際に観賞用の水草として用いられる。丈夫で育てやすい部類である。多くのアクアショップなどで安価に売られる。日本で流通しているキクモのほとんどは、東南アジアの地域変種を栽培したものである。東南アジア産と日本産は外見も多少異なる。水中葉が東南アジア産に比べ、日本産の方は糸のように細かく、フサフサした毛玉のような感じの葉になる。しかし、環境条件や育て方によっては、多少、見分けが付き難くなることもある。

キクモを取り巻く現状

水路や水田、河川のわんど、抽水域のヨシ原など、浅い水深の水域に生育し、意外に身近な水草である。しかし、現在、日本にの野生キクモを取り巻く現状は厳しい。

キクモ
名前を聞いてみて、写真の葉っぱをよくよく見てみれば、小さな小さなキクの葉っぱにも見えないことはないです。

・・・う〜ん。にわかには信じられないけど、これが金魚鉢に入れたりするような葉っぱの細かい水草?水中植物? これは是非とってきて、水槽に入れてみよっと!

是非とってきて、こうなるかどうか確かめねば
是非とってきて、こうなるかどうか確かめねば
ウィキペディアにあった水中でのキクモの写真
ウィキペディアにあった水中でのキクモの写真 本当にこれなのか?

島地区の植物の記事へ
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