「コイツが始末に負えないんだ・・・ちゃんと書いておいてくれよ」Iさんが言います。クサネムです。
ツルこそないですが、マメ科の植物のようで、ネムノキにそっくりの葉っぱを持っています。花は黄色でいかにも豆の花といった形。「クサネム」の名は、ネムノキ(広い意味ではマメ科だそうです)みたいだけど木じゃない・・・というようなところから付いたのでしょう。
聞けば、他の雑草と同じように生命力が強く駆除しにくいというのもあるのですが、マメ科のその実がちょうど玄米くらいの大きさで、選別機の網を通り抜けて製品に混じってしまうのだそうです。
もちろん、そうなればそのお米の等級が下がってしまい、農家の収入を直接下げてしまいます。確かにそれは強く厄介に思うはずだし、困った雑草です。
クサネムは夕方になると、その葉っぱを閉じてしまうようです。8月のまだ明るい夕方6時には、さっさと店じまいして寝ています。同じくその黄色い花も一緒に閉じてしまうみたいで、夕方の散歩では開いた花は見られませんでした。朝はわかりませんが、相当な早寝さんのようですね。