5月、在来種のタンポポを探してうろうろしていると、よく目に付くのがこの黄色い花です。タンポポみたいにきれいでかわいらしい花ですが、タンポポほど分厚くなくて、どちらかと言うとあっさりとした花。
そして花を支えている茎が、と〜っても細い(タンポポのあの太い茎の4分の1くらい?)・・・名前かわからなくて、色々調べましたが、多分オオジシバリ(ツルニガナ)だと思います。
もう一回葉っぱを見に行ってきました
花の形から初めはジシバリだと思ったのですが、ジバシリは乾いたところが好きで葉っぱが丸いというので、もう一回葉っぱを取りにいって若干形が違うのを確認しました。
オオジシバリは湿ったところが好きで、葉っぱもヘラ型だというので、畦道や調整池付近に生えているコイツらはきっとオオジシバリ(ツルニガナ)ちゃんなんです。
春も初めのころは黄色い花はそんなになかったのですが、この時期になると黄色い花を咲かせる植物がたくさんあって、なかなかお名前を確認するのが難しいです。
ジシバリって小さなからだに似合わずものすごい名前
ジシバリという名前は、どんどんとランナーを伸ばして節々から葉や根を出し、まるで地面を縛るように増えていくからこの名が付いたのだそうで、いろいろなところに「厄介な雑草である」と、記載されていました。
確かに、どこから生えているのかわかりにくい草花で、ぱっと花を引っこ抜いても葉っぱが付いてきません。おかげで、この花に、どの葉っぱが対応しているのかなかなかわからず、お名前がわかりにくかったのです。
親戚や兄弟が多い雑草の場合は花だけではなかなか特定できなくて、葉っぱも一緒に見ないとダメだってことですね。