2011/6/11追記:あとから知ったのですが、このように葉っぱや茎に産毛のような毛が生えているキツネノボタンはケギツネノボタンというそうです。狐が毛狐になるだけですので、そんなに違いがないように思えますが、どうも違う種類とされているようです。それ以外にも中心のイガイガボールの先の毛の様子が違うなど、かなり細かい差異があるようです。
こうなったら、ノーマルのキツネノボタンも見つけてみたいですね。
追記終わり
GW中に田植えを見ていて、畦道に黄色い不思議な花を見つけました。花の真ん中に緑のイガイガ玉が付いている黄色い花です。調べてみるとキツネノボタンのようです。(写真はすべてクリックで拡大します)
ウィキペディアによると、
キツネノボタン(狐の牡丹 Ranunculus silerifolius)は、キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。実の形からコンペイトウグサと呼ばれることもある。
コンペイトウグサ!このイガイガボールは実だったんですね。ドリアンの実みたいだけど、コンペイトウにも見えてきました。
さらに、
日本の本州・四国・九州、朝鮮半島南部に分布し、川や水田の近くなど湿り気のある土地に生える。
草丈は30-60cm。根生葉は葉柄が長く、一つの柄に3枚の葉がつき(3出複葉)、それぞれの小葉に切れ込みがある。茎生葉は上にいくほど柄が短いものが互生する。5-7月ごろ分岐した茎の先に黄色い5弁の花が咲く。花の直径は1-1.5cmで花弁に光沢があるのが特徴。花後にコンペイトウのような角のある直径1cmほどの果実がつく。果実は集合果で、角状の突起それぞれが一つの実であり、その形状は扁平で先端は鈎状に曲がっている。
同じキンポウゲ属のウマノアシガタやタガラシと共通する成分(ラヌンクリン ranunculin)を含む有毒植物であり、誤って食べると口腔内や消化器に炎症を起こし、茎葉の汁が皮膚につくとかぶれる。湿り気のある土地で山菜採りをする際は、本種をいっしょに採取しないように注意が必要である。特にセリとはよく似た環境に生育し、葉の一部だけだとよく似て見えることもあるので、気をつけた方がよい。
とあります。
水辺の畔などに生えています