蛇口から水がでない場合、食器を洗う水はできるだけ節約したい。と、なると、食器はラップをかけて使って、食事後はがして捨てるか、要らなくなった洋服を切って、それできれいに食器を拭くかしかありません。
無いとなると、人間頭を使います。朝、コーヒーを湧かした鍋を洗わずにインスタントラーメンを作り、それを洗わずにご飯を炊いたり、ご飯を食べた食器にラーメンやみそ汁などを入れて、端で食器の壁をこすりながら食べて食器洗いの水を節減するなど、キャンプではおなじみの(もしかして僕だけですか?)なるべく鍋を洗わないでガマンできる方法を考えるものです。
ところが本当に本当に残念ながら、水が出で一週間も立たないうちにそういう気持は薄れてきます。さすがに食器にラップはかけませんが、水は使っちゃいます。節約はやはり手間がかかります。普段の日々が始まると、あくせくと口に糊する生活が忙しくなり、この手間がかかる・・・ということがネックになってしまうのです。
言い訳ばかりしてなくてこのペースさえ落とせれば、もっと省エネルギー生活ができるはずなんですけど、こればかりは長い時間の中でだんだんに上がってしまったペースですから、一朝一夕にはできないのでしょうね。
とにかく、水を汲みにいく、持っている水だけの生活ではこの「ラップ」にずいぶんとお世話になりました。