昨日の薪の使用予測とその収支の続いて、少し考えてみました。フランスの農家民宿に泊まった時に見たのですが、暖房も一部分の煮炊きも薪でおこなっていました。
燃料は小さな枝に至るまでちゃんと大事に取ってあって、それぞれの用途に使用されムダのない感じです。余すことなく使えば、次世代の木が成長する時間が稼げます。これなら切り倒された木にも怒られないかもなあ・・・などと思いました。
もしかしたら、そんな生活をしているのも、中心街の範囲を厳密に決めて、その部分だけ都市基盤の整備をして、それ以外はある意味きりすてておく感じの、ヨーロッパの割り切った都市計画(のように見えるのですが、正確にはわかりません)のせいもあるのかもしれませんが、いいなあ・・・と思います。
そこでささやかな「マネ」として、丸太を切ったり割ったりする木屑と木の皮を焚き付けに使っています。ごくごく小さな木屑にライターで火をつけて、それを少しずつ組合わせて小さな小さな焚き火を作って、それをだんだんに成長させて大きな薪に火をつけていくのです。毎日焚き火してるみたいです。
燃料の再生産システムができたらいいのに・・・
自分の家の庭に燃料になる木を何本が植えれば、庭に油田があるようなものですよね? 切った木はまた植えて成長させれば遠くへ石油を買いに行くこともないし、全体としてのエネルギー使用量も押さえられます。とはいえ、庭に燃料の木を何本も植えられる人はそんなに居ないでしょうから、なるべく近くの里山を共同で借りるなんてどうでしょう?
妄想と思いつきで勝手なことを言ってしまいましたが、焚き火も薪割りも木屑集めも面白いので、当面続けてみようと思っています。