地域の健康増進と親睦の活動で、おとうさんソフトボール大会が開かれ、これに参加してきました。おとうさんといっても、半分は孫のいるような方々です。人数がたりないということもあり、親子で参加する方々もいて、とても楽しくできました。昔はたくさんのチームが参加していたそうですが、今回はなんと2チームだけ!結果は準優勝です。
このように、色々な団体?の色々な活動が、日々の生活にちょっとずつ染込むように入り込んでいて、はっきり「どこからどこまで」と区別のつくようなものではないみたいです。こちらに越してくるまでは、よく見かける「公民館」や「集落センター」なるものがどのような使われ方をしているか、地元のかたがどんな生活をしているのか、まったく知りませんでした。アパート住まいでは、同じ地域に住んでいたとしても、ほぼ別の宇宙に住んでいるということだったのです。
島地区の環境保全の活動にしても、自分の農地は当然めんどうを見るわけですが、水路、農道の法面や、道路脇などグレーな部分は必ずあります。今までなんとなく近くの人がやっていたものを、みんなで行うという動機づけをしたということですね。誰かは知りませんが、うまいことを考えたものです。
なんだか世の中どんどん忙しくなってきていますし、色々とめんどくさいですが、ソフトボール大会にしても環境保全活動にしても、やればそれなりに楽しいですし、ご近所の人と顔を合わせるだけでも、「知っている」というある種の財産になり、意義のあることだと思います。こういうことがなくなれば、田舎の良さというものも同時になくなってしまうでしょうから、みんなが参加しやすい活動のしくみがどんどんできれば良いな、と思います。