ツバメのおしゃべりがよくわかります 画面クリックでも再生します。
一時猫に脅されて、もう来てくれないと思っていたのですが、ツバメが再び我が家にやってきてくれました。今は古い巣の補強と周囲の偵察をしている段階です。納屋の階段から棚を伝って猫の手がが届いてしまうので、「猫返し」を付けたりして待っていた甲斐がありました。
鳥の中でツバメが一番好きです。なんといっても魅力はその高い飛行性能、長い航続距離、高いスピード、それからそんなスピードを持ちながらも、ホバリングでのバック、方向転換などもできる身の軽さ、キレ。地面すれすれの低空飛行、反転しての急降下、あんな風に空を飛べたら楽しいだろうなあ・・・と、よく思います。
シャッターの隙間から納屋に入って、二階に上がって遊んでから出て行くなんてお手の物です。二階に上がって自分で出て行ける鳥はツバメだけではないでしょうか?鳩や雀などの鳥は入っても出られないものです。
言語も持っているように見えます。主に、警戒の声と威嚇、それから世間話の3種類。優れたコミュニケーション能力も持っています。
彼らは朝、6時頃どこからともなく出勤してきて、電線に止まって羽根を暖めながらおしゃべりをして、働き始めます。午前中はのんびりと仕事をして、午後も夕方近くなると活発に活動します。6時を過ぎると家に帰ってしまう、そんな感じです。ツバメの巣は、ベビーベッドで、家ではないようで、卵を産むと交代で泊り勤務に入って、孵化してしまうとヒナを置いて家に帰ってしまい、朝出勤して夕方帰るシフトに戻るみたいです。
ツバメは生まれた家に帰ってきて子育てをするのだと、何の根拠もなしに僕は思っています。生まれた家でなんとか猫と折り合いをつけ、居着いてもらいたいものです。