田んぼを起こす一筆書き(クボタ30馬力)

田おこしの(耕す)一筆書き。田んぼの入口の向きや田んぼの幅、ロータリー(トラクターからユニバーサルジョイントで動力を供給された、複数のブーメランみたいな爪が、高速で回転して土を細かく耕すトラクターのアタッチメント)の幅にもよるので、必ずしもこのようなパターンになるとは限らないと思います。その田んぼの形と、トラクターと、オペレーターの意図の組み合せが作る一つの機能的なパターン。なんだかおもしろいですよね。
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Mさんから「田んぼをうなる(「うなる」ではなく「うなう」だそうです)(耕す)ど〜」と電話をもらったので見てきました。

「田おこし」などと呼ばれていたりするようですが、春を目前にして、まさに収穫が終わってからずっと寝ていた田んぼを「おこす(目を醒ます)」行為のような感じがしました。呼ばれていって見ると、もう既に始まっていたのですが、田んぼの入口からは遥か向こうで耕し始めています。

耕したところを自分で踏んでしまっては元も子もないわけですから、野球のグラウンドの「トンボ」かけのように、出て行ったときはきれいになるよう、考えてやらないといけませんね。少しそのことを聞いてみました。

田んぼの一筆書きは複数の要因が絡まりあった機能的なパターン

田おこしの(耕す)一筆書き。田んぼの入口の向きや田んぼの幅、ロータリー(トラクターからユニバーサルジョイントで動力を供給された、複数のブーメランみたいな爪が、高速で回転して土を細かく耕すトラクターのアタッチメント)の幅にもよるので、必ずしもこのようなパターンになるとは限らないと思います。その田んぼの形と、トラクターと、オペレーターの意図の組み合せが作る一つの機能的なパターン。なんだかおもしろいですよね。
田おこしの(耕す)一筆書き。赤い線の部分でずーっと走っていって、黒い線から始めています。田んぼの入口の向きや田んぼの幅、ロータリー(トラクターからユニバーサルジョイントで動力を供給された、複数のブーメランみたいな爪が、高速で回転して土を細かく耕すトラクターのアタッチメント)の幅にもよるので、必ずしもこのようなパターンになるとは限らないと思います。その田んぼの形と、トラクターと、オペレーターの意図の組み合せが作る一つの機能的なパターン。なんだかおもしろいですよね。クリックで拡大します。

なるべく重ならないよう、行ったり来たりしないよう、タイヤの跡がつかないよう、ロータリーの幅をよく考えたこの田んぼオリジナルの耕耘パターン。何回もやらないと良いものができてこないでしょうね。

そしてこれが代掻きのときはトラクターのアタッチメントが幅がもっと広い「ドライブハロー」に変わりますので、またそれ用のパターンが必要です。(ハローと言うのは土を砕く機械のようですから、この場合ドライブはトラクターのアタッチメントであるということを指しているのでしょうか? ロータリーが土を耕す用途であるので、ドライブハローは、田んぼの田植え用に土を細かく砕いてきれいにならす用途なのでしょう)

転回はこのようにやっています

ロータリーをおろして、田んぼを耕しながら端っこへ近づいていきます。
ロータリーをおろして、田んぼを耕しながら端っこへ近づいていきます。
前輪が田んぼの端に当たるくらいまで行きます。
前輪が田んぼの端に当たるくらいまで行きます。前輪が当たったらちょっとバック。ギアをバックに入れると、なんと! ロータリーは持ち上がって耕すのをやめます。
細く、ものすごいキレ角の前輪を回してタイトにターンします。
細く、ものすごいキレ角の前輪を回してタイトにターンします。
ターンが終わるか終わらないか。機体がまっすぐになる前くらいでハンドル脇のレバーをちょいと上げると、持ち上がっていたロータリーは下に降りて再び土を耕し始めます。
ターンが終わるか終わらないか。機体がまっすぐになる前くらいでハンドル脇のレバーをちょいと上げると、持ち上がっていたロータリーは下に降りて再び土を耕し始めます。

この項続きます

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「大場島」で検索してもらったほうが一番上に出てくるのでこっちにして貰おうと思います。おヒマな方は試してみてくださいね。

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