ブルトラB6000Cの「C」は寒冷地仕様!で、B6000と同じ1972年型式認定「朝1分の農機考古学」

クボタのブルトラB6000Cです。見慣れた形で「どこがB6000と違うの?」という感じです。
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毎日サクッとネット画像で見る「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は千葉県の伊藤産業機械さんに送っていただいた資料と写真でクボタのブルトラB6000Cです。最後の「C」は、送っていただいた取説によると寒冷地仕様、COLDの「C」なのでした。クボタB6000Cは普通のB6000と同じ1972年運輸省型式認定でした。

クボタのブルトラB6000Cです。見慣れた形で「どこがB6000と違うの?」という感じです。
クボタのブルトラB6000Cです。見慣れた形で「どこがB6000と違うの?」という感じです。
しかし、ボディサイドにちゃんとこのように「B6000C」とあります。
しかし、ボディサイドにちゃんとこのように「B6000C」とあります。
念のため、拡大します。「うん、間違いない」
念のため、拡大します。「うん、間違いない」
おなじみシフトパターンの銘板にはB6000とだけ。「う〜ん」
おなじみシフトパターンの銘板にはB6000とだけ。「う〜ん」
運輸省型式認定番号はB6000と同じですし、そもそも型式がB6000Cではなく、B6000です。
運輸省型式認定番号はB6000と同じですし、そもそも型式がB6000Cではなく、B6000です。
小型特殊自動車運輸省型式認定番号農750号クボタB6000型
小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農750号
クボタ B6000型
B6000Cの「C」は、超低速を表すクリープ速度の「C」なのかと思ったのですが、どうもそうではないみたいです。
B6000Cの「C」は、超低速を表すクリープ速度の「C」なのかと思ったのですが、どうもそうではないみたいです。

思わぬところに正解が!

送っていただいた取説の出荷仕様分類が書かれた部分の最後のほうに答えがありました。
この他、特別仕様機としてC形(寒冷地向)と砕土形(RS形に爪を多く取付けられるようにしたもの)もあります。

とあります。ブルトラB6000Cは寒冷地仕様、「C」はCOLDの「C」だったのです!

あースッキリした!というわけで同じ番号ではありますが、シートに収録します。

以前もC形に引っかかったことがありますけど、AC形ではなく単純なC形は、おそらく皆寒冷地仕様なのではないでしょうか?
以前もC形に引っかかったことがありますけど、AC形ではなく単純なC形は、おそらく皆寒冷地仕様なのではないでしょうか?

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

CはCOLDの「C」。本人がいうのだから間違いないでしょう。本家本元の資料は強力ですね!今朝はここまでです。それではまた明日!

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