何だか変な朝。東の空が真っ黒です。暗くて気分が上がらないなあ・・・
低調に始まった今日は小さな発見を2つ。

『これが気になる!!シバウラS-30A「撮りトラ」』で見たシバウラS-30A、ほんの少し違うバージョンの写真を撮っていました。

上の機体ではS-30Aのプレート。バッジがビスて止めてあるようなタイプですけど・・・

hokkaidoujinさんの案内で見た私設博物館にあったS-30Aはシンプルな駅表示みたいなタイプ。
小ネタというだけあってそれだけの話なんですが、これは仕様の違いなのか、それともプレートがとれちゃってあとから自分で描いたのか・・・いろいろ想像できるし、そもそも違いを発見しただけで「やった!」という気分になるもんなんです。

それからもう一つ。昔の人が考えた未来のトラクターなデザイン。ホンダのF90とかF100あたりの耕耘機です。
先日『なんとVツインディーゼル!日の本MD-200「撮りトラ」』で1960年代なのにVツインディーゼルでビックリしたばかりですよね!

ホンダ 耕耘機 F90 昭和41年 1966年 エンジン:空冷4サイクルV型2気筒 OHV ディーゼル 479cc 最高出力:9馬力/3000rpm 重量:313kg

空冷4サイクルディーゼル!排気量/479cc/最高出力/9PS/3,000rpm/変速機/前進8段/ 後進2段/当時の価格は¥272,000!高い!

2眼のこのヘッドライト。(考えたらVツインで頭が広くなっちゃったのでそうなったのでしょうね)

拡大するとHIROSEの文字。初めて見るメーカーです。(いつも言うようですが、当社比です。「俺はとっくの昔から知ってたよ」というのはナシ)
喜び勇んで調べてみたのですが、60年代のホンダのオートバイには結構採用されていたようです。しかしHIROSEというメーカー、さっと見たところでは現在も同じような仕事をしているのかどうかわかりませんでした。

F90が出た1960年後半、同じようにカブにも採用されていたみたいなんですけど・・・
初めて見るヘッドライトのメーカだったのでちょっとウレシイ。
というわけで今日はこれでおしまい。また明日!
2017年11月30日 8:52 AM |
カテゴリー:農業機械 |
コメント(0)
今日はMさんに連れて行ってもらったダイナミックフェア2017で見た、クボタの自動運転アグリロボSL60A「撮りトラ」です。
まずは動画。無人のトラクターが転回するのは異様
↑1分ちょっと。ロボットっぽい動き。
まっすぐ走るときはごくごく普通。旋回するときはちょっとギッコンバッタンとロボットっぽい動きでした。ここにあるような畑では自動運転するメリットはあまりない感じですよね・・・そこにいなくちゃいけないし。
やっぱり、大きな畑にキャリアカーで運んで、作業している間に別のことをやる・・・またはもう一台を別の畑に持って行く・・・そうしないと意味が出てきませんよね。
なんだかトラクターの運搬屋さんになっちゃう感じですけど・・・

ノーズにはSL60Aとあります。ウインカーの下にあるのは何かのセンサー? 戦車に付いている暗視装置のように見えなくもないです。

比較的簡単にどんなトラクターにも付けられるようにするのでしょうね。トラクターを売るというより技術をアピールするような広告の作り。

屋根の上にはGPSのアンテナに加え、WIFIのアンテナみたいなのがいっぱい!屋根の裏側にはステレオカメラのようなものがこちらを睨んでいます。

中央に写っているのが外から走行状態を見るためのランプ。

後ろ側にもカメラなのか、センサーなのか、その両方なのか、色々付いています。

動画や写真を撮り忘れちゃったんですが、こんなこともやってみせていました。突然飛び出した動物などを耕耘してしまわないよう、自動運転中でもちゃんと止まるようになっているみたいで、着ぐるみを着た(確かこんな格好だったはず)スタッブが飛び出し、それに対応してトラクターも止まることを実演していました。
動物の飛び出しはかなりありえる話です。それだけでなく、「スゲー」とやってきた子供を漉き込んじゃったりしたら大変です!
自動運転と言うからには、動き出したらその場から立ち去りたいですから安全には幾重にも気を使わなければなりませんね。そうなると、事故の際の責任というのが気になってきます。自動運転に特化した保険ができないと普及しないでしょうね。

黒いセンサー、若干下を向いています。何を見ているんだろう・・・
デモ中、なかなか快調に動いていたのに、一旦終ってから何だか言うことを聞かないことが発生したらしく、しばらくスタッフの人が何かやっていました。
自動運転はこれからの技術です。古いトラクターを自動運転を使って本当に使えるようよみがえらせる的な方向もあると面白いのにな。
戦闘機は50年も前のものがソフトウェアの改修によって最前線で現役続行できたりするらしいですから、トラクターもそうできないものでしょうか・・・
今日はこれでおしまいです。また明日!
2017年11月29日 8:53 AM |
カテゴリー:農業機械 |
コメント(0)