ホンダ汎用エンジン他(番外編)

先日のホンダのテーラー/耕耘機の記事の続きです。

1971年 船外機もありました B75

OHC直列2気筒縦置きエンジンを搭載、タイミングベルトを採用するなど、当時の先進技術を満載し、軽量コンパクト化に成功、4サイクル船外機の基本構造を構築した。とあります。エンジンは水冷4サイクル2気筒OHC/排気量/149cc/最高出力/7.5PS/6,000rpm/当時の価格は¥91,000
OHC直列2気筒縦置きエンジンを搭載、タイミングベルトを採用するなど、当時の先進技術を満載し、軽量コンパクト化に成功、4サイクル船外機の基本構造を構築した。とあります。エンジンは水冷4サイクル2気筒OHC/排気量/149cc/最高出力/7.5PS/6,000rpm/当時の価格は¥91,000

汎用エンジンG20 T10

とても小さくて丸くてかわいい・・・特に目を引かれたのが手前の赤いエンジンT10です。説明書きによると、1961年10月に開設された多摩テックでの学習教材用に製作された、発電機E40ベースのエンジン。内部機構と作動を知るため分解、組立てに使われた、未商品化製品。とあります。今はない多摩テック(エンジン付きカートに乗れる子供に大人気の施設でした)はホンダの施設だったのですね。サイドバルブの19.
とても小さくて丸くてかわいい・・・特に目を引かれたのが手前の赤いエンジンT10です。説明書きによると、1961年10月に開設された多摩テックでの学習教材用に製作された、発電機E40ベースのエンジン。1962年製。内部機構と作動を知るため分解、組立てに使われた、未商品化製品。とあります。今はない多摩テック(エンジン付きカートに乗れる子供に大人気の施設でした)はホンダの施設だったのですね。サイドバルブの強制空冷4サイクル単気筒19.7cc 最高出力 0.15PS / 3,000rpm のかわいい小さな赤いエンジンです。そして、奥の青いカバーのエンジンは1963年製、汎用エンジンG20です。今もホンダの汎用エンジンはこの品番ですね。少し今よりは背が高い感じで、メッキ部分が美しいです。強制空冷4サイクル単気筒で排気量は132cc 最高出力 3PS / 4,000rpm 発揮の当時の価格で¥22,000

1953年 汎用エンジンH型

自転車についていたような丸いヘッドのエンジンです。ホンダ初の汎用エンジンでカブF型がベース。シリンダーを水平から直立にして強制空冷化。初のJIS規格適合。共立農機に背負式動噴の動力源としてOEM供給。とあります。
自転車についていたような丸いヘッドのエンジンです。ホンダ初の汎用エンジンでカブF型がベース。シリンダーを水平から直立にして強制空冷化。初のJIS規格適合。共立農機に背負式動噴の動力源としてOEM供給。とあります。空冷2サイクル単気筒で排気量は 50cc 最高出力は1PS / 3,500rpmだそうです。

1954年 真っ黒な汎用エンジンT型

ホンダ初、日本初のJIS規格適合空冷4サイクルガソリンエンジン。農家の各種動力用に開発。当時全盛を誇った水冷式石油ディーゼルに対し軽量、高性能化を実現。とあります。確かに馬力から言ったら同じくらいですごく軽くて小さいですね。
ホンダ初、日本初のJIS規格適合空冷4サイクルガソリンエンジン。農家の各種動力用に開発。当時全盛を誇った水冷式石油ディーゼルに対し軽量、高性能化を実現。とあります。確かに馬力から言ったら同じくらいで、ホッパー式の農発に比べたらすごく軽くて小さいですね。エンジンは強制空冷4サイクル単気筒サイドバルブで、排気量は130cc 最高出力 2.5PS / 3,600rpmだそうです。

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1955年 こちらも真っ黒な汎用エンジンVN型

耐久信頼性を向上させるため2輪車技術を投入。機械式ガバナー採用で高出力化。圧入スリーブとバルブシート一体の合理的アルミエンジン。高能率が特徴だった。とあります。とにかく真っ黒でうまく写りませんでした。
耐久信頼性を向上させるため2輪車技術を投入。機械式ガバナー採用で高出力化。圧入スリーブとバルブシート一体の合理的アルミエンジン。高能率が特徴だった。とあります。とにかく真っ黒でうまく写りませんでした。強制空冷4サイクル単気筒で排気量は 172cc 最高出力 4PS / 4,000rpmだそうです

1964年 四角くて小さい発電機E40

並んでいた発電機のうち、目を引いたのがこれ、すごく小さくてまとまっています。ソニーのマイクロテレビ用に開発された、ホンダ初の携帯発電機。小型で軽量、静粛性の実現、家電製品なみの使い勝手を追求。後に出力アップされE80、E100として量産。とあります。これが今から46年前の製品とは思えません。
並んでいた発電機のうち、目を引いたのがこれ、すごく小さくてまとまっています。ソニーのマイクロテレビ用に開発された、ホンダ初の携帯発電機。小型で軽量、静粛性の実現、家電製品なみの使い勝手を追求。後に出力アップされE80、E100として量産。とあります。トランジスタラジオで一世を風靡したソニーと一緒に使われると聞くと、「なるほど」と思います。これが今から46年前の製品とは。

1966年 四角くて小さい発電機E80

ソニーのマイクロテレビ用として開発した、ホンダ初の発電機E40を高出力化。超小型軽量で 8kgのハンディ型。満タン500ccで80W4時間持続。とあります。
ソニーのマイクロテレビ用として開発した、ホンダ初の発電機E40を高出力化。超小型軽量で 8kgのハンディ型。満タン500ccで80W4時間持続。とあります。

その左に移っている発電機は1965年製E1000

まずはシュミの発電機
なんだか見たことのあるような形です。多分エンジンをロビン製に無理矢理変えて使っている発電機にそっくりです。

こちらのほうがわかりやすいでしょうか?タンクは取ってしまいましたが、発電機の形はそっくりです。
こちらのほうがわかりやすいでしょうか?タンクは取ってしまいましたが、発電機の形はそっくりです。

展示されている物は別物のようにきれいですが、1965年製ということはないにせよ、相当古いものかもしれません。よく見たら12V直流も取り出せるようです。もう少しきれいにしてやるかな・・・

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