今日はhokkaidoujinさんにお招きいただき行ってきた、第34回国際農業機械展in帯広で見た、フィンランド生まれのヴァルトラT234D「撮りトラ」2台目です。
気のせいかもしれませんが、ヴァルトラ、あちこちで見かけました。ある意味会場で一番多く見かけたトラクターだったのではないでしょうか?
大抵はそのメーカーのブースでしか見ることができないのに、扱っている会社が多いのか、作業機と親和性が高いのか、あるいは安いのか、広く散らばっていたのです。

機種名 トラクター
メーカー/原産国 バルトラ/フィンランド
型式 T234D
仕様/規格 Max馬力:250ps ギアボックス:CVT
●スマートタッチ(GPSレディ)
●ISOバス ●フロントサス
●キャブサス(エアー)●フロントPTO
販売価格 現金価格(税込)¥21,600,000
引渡し条件 ●展示品限定価格
でした


サイドの厚みはペッタペタ。扁平です。



NOKIAN TRI 2というタイヤの名前。


ノキアンタイヤは1932年創業の、フィンランドの ノキアに本社を置く自動車、トラック、バス、および大型機器のタイヤメーカーで、特に場所柄、冬タイヤに定評があるのだそうです。
1865年にパルプ工場が操業を開始、自動車タイヤの製造が1932年に始まると、1967年に両社が合併して、みんなの知っているノキア社になりました。しかし1988年にそのノキア社が移動通信事業に全面的に注力し始めたことから、タイヤ部門が分割され、ノキアンタイヤとなったのですって!
↑ノキアという都市があるなんて、ずっと知りませんでした。


NokianタイヤとValtraは自動運転のトラクターで除雪の世界記録を樹立しました。 速度記録は、Nokian Hakkapeliitta TRIタイヤを装備した無人のValtra T254 Versuトラクターを使用し、2018年3月に記録されました。オペレーター無しのトラクターは、南フィンランドの閉鎖道路で73.171 km / h(45.466 mph)で雪を吹き飛ばしました。
とあります。まさに僕の見たノキアンTRIを使っての記録なんですね! いわゆる冬タイヤのように細かいサイプが切ってあるようには見えませんでしたが、トラクターならあのタイヤで行けるんですねえ・・・世界記録、自動運転でのトラクターを使った速度記録なのか、単純にオーバーオールの除雪スピード世界記録なのか気になるところです。
今日は時間がなくなってしまいました。続きます。また明日!

