Porsche/ヰセキトラクター続報

おはようございます。ツートラから帰ってきました。そのご報告は後日(誰も待っていないかもしれませんが)その前に、以前の記事の「ポルシェのトラクター」宮城県のUKYさんから写真と情報をいただきました。

ランプが欠損していますが、美しい姿はそのままです。ボンネット中央のメッキストライプを塗りつぶしてしまうと、少々残念なことにになってしまうのがよくわかります

コックピットはこのようになっていたのですね.
グローのインジケーターとスタータースイッチが見えます。同軸の2針式のメーターでしょうか?シンプルでかっこいいレイアウトです

以下いただいた情報のコピーです

国道沿いの中古農機具店にもこれが置いてあって、前々から「かっこいいなあ」と思ってましたが、まさかポルシェとは思いませんでした。

航空機のエンジンらしくグリルの下に慣性始動用のクランクハンドルの差込口があります。

画像だとオレンジに見えますが紅の豚的な赤です。ワンオーナーで、仕上げて80万円、安くしても65万円と親父さんが言っておりました。

コピー終わり

かっこいいものを作っても、会社は儲からないかもしれませんが、その製品は残って転売され、セカンドハンドのユーザーと仲介の業者の方がまた喜ぶ・・・製品と、製品の記憶は後々まで残って多くのに喜んでもらえますね。きっとこの時代のトラクターは、ものすごく高価なものだったと思いますが、まだ動く状態で何台も残っていそうです。

それから、慣性始動という言葉に引っかかって調べてみると、重いフライホイールに差し込んだ把手を回し、クラッチをつなぎ始動する方法の人力セルスターターのようなものでした。単車のキックスターターを手で回しているようなものなのかと思っていたのですが、考えたらそんな方法だったら毎回ケッチンで骨折ですものね。

16:50追記:親父の話によると、昔の飛行機のクランクはサイドに付いていて、十分フライホイールが回ってからクランクを外し、紐を引っ張るとクラッチが繋がってエンジンがかかったそうです。いつも乗っている単車のイメージで「もし始動に失敗したら一からやり直しで大変だね」というと、始動の失敗はないとのことでした。考えてみれば、多気筒ならどれかは爆発してくれるでしょうから、よっぽどのことがない限り始動の失敗はなかったかもしれませんね。単気筒の単車とは違うのでしょう。

7/21 03:54 さらに追記:名無しさんから、戦車の慣性始動の情報をいただいたので動画を貼っておきます。キングタイガー マイバッハエンジンの始動です。重いフライホイールが回る音がよくわかります。

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