先日、Mさんの案内でTさんの田んぼの荒代掻き(何回か田起こしをした後、水を入れて初めて土をならす作業)を見てきました。とにかく今の時期は色々なトラクターが行き交って、次々と田んぼに水が入り、平らにならされて、どんどんと周りが海みたいになっていきます。
クボタのクローラ(無限軌道)トラクター、キングウェルKL5150とNIPLO(松山株式会社)WRSという折りたたみ式の幅の広いドライブハロー(Mさんによれば、ハローというのは土を砕く機械のことで、それがトラクターにくっついて動くからドライブ・・・それでドライブハローだっぺということです)による荒代掻きです。
町内で同じお米を作っていても、人それぞれの環境や理念、理由によって色々な機械を使っているし、こだわっている部分も違うようにみえます。それがとても興味深いです。
とにかく動画を見てください 宝くじあたったら(買ってないけど)欲しい!
↑ 動画(3分2秒)画面クリックでも再生します。
ドライブハローというトラクターのアタッチメントは、田んぼの代掻きに使われる機械で、幅が広くて一度に広い面積の土をかき回すことができます。でもやっぱり負担が大きいようで、これで水の入っていない田んぼの田起こしなどをやっているのは見たことがありません。
過去のものも含めて、ドライブハローの記事をまとめてご覧になるにはこちら
堅い土を耕すのは別にもっと幅の狭いロータリーというアタッチメントが使われています。
注釈が長く、多くてすみません。もう1年間見ているので、農家じゃない僕が見てるうちに詳しくなっちゃって、農家みたいになってしまいそうです。そうなると、せっかくの視点がつまらなくなっちゃうので、たまに思い直しイカンイカン・・・と、初めての人にわかるように書き直したりしています。
ですから今日は注釈が多い・・・いつもいつも新鮮な目で色々なものを見てみたいけど、なかなかなかなかうまくいきません。
ロータリーという、耕すほうのアタッチメントでも代掻きはできるそうですが、幅が狭いので時間が掛かってしまうのだそうです。
他に仕事をしている人がほとんどなので「効率」というか、短時間でできる機械がどうしても欲しくなってしまうのでしょうね・・・やっぱり、休日は休みたいですもん。
ということで、ドライブハローのような機械に、他の仕事で得たお金をつぎ込んでしまう・・・というのは良く聞く話です。仕事に使う機械は高いですからね・・・う〜ん・・・どうするのが一番良いのだろう。