1957年型式認定コサカ軽量耕耘機MBB型「朝1分の農機考古学」

こちらは国営検査の資料です。国営検査は水冷のニッコク5BLエンジンで受けていましたが、型式認定の方はニッコクK型エンジンで受けています。国営検査は国のお墨付きを受けるものですから、間違いのないエンジン、性能を出せるエンジンを選んだ可能性があります。型式認定の時、エンジンを変更している意味は・・・わかりません。
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毎日ネット写真と資料でサクッと「朝1分の農機考古学」『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1957年農耕作業用軽自動車型式認定、岡山県にあった株式会社小坂製作所のコサカ軽量耕耘機MBB型です。この場合多分、車名がコサカで型式が軽量耕耘機MBBだと思います。50年代の型式にはナニナニ式や〇〇号という漢字が入っていました。

こちらは国営検査の資料です。国営検査は水冷のニッコク5BLエンジンで受けていましたが、型式認定の方はニッコクK型エンジンで受けています。国営検査は国のお墨付きを受けるものですから、間違いのないエンジン、性能を出せるエンジンを選んだ可能性があります。型式認定の時、エンジンを変更している意味は・・・わかりません。
こちらは国営検査の資料です。国営検査は水冷のニッコク5BLエンジンで受けていましたが、型式認定の方はニッコクK型エンジンで受けています。国営検査は国のお墨付きを受けるものですから、間違いのないエンジン、性能を出せるエンジンを選んだ可能性があります。型式認定の時、エンジンを変更している意味は・・・わかりません。
手持ちの運輸省型式認定番号資料によれば、コサカ軽量耕耘機MBB型の型式認定番号は農22号です。2桁、先駆者ですね!
手持ちの運輸省型式認定番号資料によれば、コサカ軽量耕耘機MBB型の型式認定番号は農22号です。2桁、先駆者ですね!
シートに記入します。先駆者の中ではくぼたさんの製品が圧倒的に多く、その隙間を多様なメーカーが埋めている構図です。小さなメーカーだと、商品を1つ作るのが精一杯ですが、クボタは当時から複数の商品を持っていた大きなメーカーということが言えると思います。
シートに記入します。先駆者の中ではクボタの製品が圧倒的に多く、その隙間を多様なメーカーが埋めている構図です。小さなメーカーだと、商品を1つ作るのが精一杯だったと想像しますが、クボタは当時から複数の商品を持っていた大きなメーカーということが言えると思います。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

今朝も朝型お日様が出ていて気持ちがいいです。仕事も含めてちょっと色々進みが悪いので気分の良いうちに少しでも進めたいと思います。それではまた明日!

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