投稿日: 2019年4月11日60年代のDEUTZ、結構残っているんだ!DEUTZ D40L 2台+α比較「撮りトラ」 今日はRさんに送ってもらったDEUTZ D40Lの写真とhokkaidoujinさんのところで見たD40Lを見比べる「撮りトラ」です。 こちらはエンジンの修理が終ったと、Rさんに送ってもらったドイツD40Lの写真です。 当初エンジンの修理のため、このようにがらんどうの状態だったそうです。ここで注目なのは、左下のほうに写っている車名です。D40と見えますよね?でも、その下に横棒と「L」の影が残っています。「-L」は取れちゃったのだと思います。 実は調べてみると同じ35馬力で、どこが違うのかよくわかりませんが、D40とD40Lという両方のトラクターが存在していました。こちらはWEBで見つけたD40のカタログです。よく見ると送ってもらった写真と顔が違います。 こちらがRさんに送ってもらったほう。D40が四角い二分割のグリルなのに対し、こちらはグリルが笑った口ですよね! ↑そうそう!エンジン音の動画も送っていただいたんです。いい音! 同じWEBサイトにD40Lのスペックも載っていまして、それによるとD40Lは・・・1962年〜1965年DEUTZ F3L712 空冷ディーゼル3気筒、35馬力/2150rpmと、なっています。わずか3年しか作っていなかったのですね! 同じサイトに載っていたカタログ表紙によると、D40Lは笑った口です。間違いないです。 こちらはhokkaidoujinさんのところで見た笑った口です。 RさんのところのD40Lと同じくサイドのエンブレムはD40となっています。しかし、その下にいくつか穴があるところを見ると、同じく「-L」が取れて落ちてしまったものと思われます。 そしてこちらはスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』でando、hokkaidoujinさんと見た、ドイツトラクターD40Lです。笑った口のところにランプを押し込んで全く違ったデザインのトラクターになってしまっていますね!これはこれで好きです。 そう言えば僕はこの顔が好きで、トラクターの顔標本を作ったりしてました。 昆虫標本風 引き出し風標本箱に入れてできあがり 以前作ったゴーカ版と比較してみます。夏休みの工作にどうぞ! おっと脱線してしまいました。以上、2台と土の館の一台、少しずつ仕様が違います。使っているうちにそうなってしまったのか、それとも元からの工場オプションなのかわかりませんが、その違いが非常に興味深いです。ここで見ているのはフェンダーです。かぶりの短かいまるっこいフェンダーが付いていますね・・・ 一方RさんのD40Lはかぶりの深い大きく立派なフェンダーが付いています。シェルの貝殻のような放射状の3本の模様はどちらも一緒ですから、きっとオプションなんでしょうねぇ・・・ 土の館のD40Lのフェンダーはどうでしょう・・・Rさんのタイプと同じものでしょうかねぇ・・・ こちらも同じく放射状、三本のプレスラインが入っています。あ!それからこちらの機体にはフェンダーに書類ケース?が付いていました。 カッコいいですよね!フックがマイナスネジで留まっているところを見ると、D40Lオリジナルかもしれません。大きく開口部を覆っていますから、雨でも大丈夫そう。きっとこのフタは上にスッと抜くように開けるのでしょうね。金属製なのは間違いなさそうです。 しかし既出のRさんのD40Lのこの写真ではケースを確認できません。 同じく既出のhokkaidoujinsanのD40L・・・こちらにも書類ケース?は確認できません。書類ケースはオリジナルで作ってしまったものかもしれません。 すみません!時間がなくなってしまいました。 ここのところ忙しくて「撮りトラ」に使える時間が少ないです。明日に続きます!