大場町島地区の秋

春からずっと見てきていると、秋って仕舞の季節という気がしてきます。

色々な植物、動物がだんだんと冬支度を整えて、ひっそりと静かに息をひそめていく。そんな感じです。カマキリは卵を残し、カメムシはきっと暖かいねぐらでも見つけたのでしょう、見当たりません。カエルは丸太の下に潜り込んでしまいました。うるさいくらい鳴いていた秋の虫の声も聞こえません。

田んぼもすっかり静かでたまに田んぼを耕しているトラクターがあるくらいです。農作業もカエルもヘビも虫も植物もみんなみんな仕舞って春に備えてひっそり。

9/18日の記事、「カラスウリ中心の世界」でとりあげたカラスウリも来年に向けての準備は済ませてしまったみたいです。

カラスウリの写真
ウリボウみたいなカラスウリの状態が見たい方は、上のリンクで過去の記事を辿ってみてください。

カラスウリの記事をまとめてご覧になるにはこちら

10/18日の記事「草刈り」終盤の攻防でアキノノゲシを調べた時にどなたかが、「ロゼットで冬を越す」と書いていらっしゃいました。「なんじゃあ?ロゼットって!?」と思い、調べてみたのです。ロゼットってこういうことでした。しかし、こんなにいちいち引っかかっていては、何もかも時間がかかってしょうがありませんね。

ロゼットとは
ロゼットとはこういうことでした。放射状にぺったんこと地面にはり付いて冬を越すこと?もしくはその状態だそうです。タンポポなんて枯れもせず、しぶとく冬、この状態でいるのを見ることがありますね。

このタンポポ、冬が厳しく、風の強いところなどはこうやっているうちに春が来てしまって、「でも寒いしなあ・・・どうしよう・・・」と思ってるうち季節に乗り遅れそうになり、慌てて花を咲かせるんだと思うんです。平たいタンポポ見たことがあります。

あわてて咲くタンポポ
あわてて咲くタンポポ。茎を出す暇がありません。ぺったんこです。

また、「アケビ(まだ青いです。意味があるのか動画あり)」で紹介したアケビはちゃんと熟れていました。

熟れたアケビの写真
パックリと口を開いています。色がほんのり紫色でたいへんきれいです。
熟れたアケビの写真
よく見ると中身の果実は鳥につつかれて所々穴があいています。

そしてジュズダマも・・・

10/20ころのジュズダマの写真。
10/20ころのジュズダマの写真。もう終わりっていう感じです。
カキの写真
こうやって柿がなっているのはにぎやかな状態なのになんだか物悲しいですねえ。
柿の写真
空の色はもう冬です。

続きを読んでね!の画像

写真と文章で長くなってしまうので畳んでおきます。
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