投稿日: 2020年3月22日2020年3月24日 投稿者: nora文字だけでこんなに伝わる!国勢調査ポスター@北海道開拓の村今日は休みの日。訪れる人も少ないのであまりテーマと関係のない話題をひとつ・・・昨日と同じ、北海道開拓の村で見た国勢調査のポスターです。 北海道開拓の村(ほっかいどうかいたくのむら、英称:Historical village of Hokkaido)は、北海道札幌市厚別区厚別町小野幌(野幌森林公園内)にある野外博物館で、明治の頃の建物がたくさん移設されている魅力的な施設です。 上の写真の赤丸の部分にあるのが、北海道庁浦河支庁舎です。手間のかかった装飾がちりばめられたステキな木造庁舎です。 何を表しているのか・・・構造物ではないので必要がないものだと思います。北海道といえばフロンティア。シンプルで質実剛健なイメージです。その中で華美な装飾に彩られた庁舎を建てるというところに中央の威光、お上の威厳を示そうという意図が感じられます。(単なる僕の想像ですけど) 階段の手すりの支柱です。細かくてビックリ!板を細工した後、貼り合わせ、それを削り出している感じです。 すごく気に入ったのでたくさん写真を撮っています。「これでもか!」という数々の細工・・・ 踊り場の高窓から差し込む光で様々な表情を見せるんです。 そして、その細工と人が触れあって作られた、物語といいますか、歴史・・・もちろん、超昔の人とのふれあいというよりは、ここにこの建物が移設されてからの観光客とのふれあいなんでしょうけど、様々な人がここをつかんで踊り場を回ったのが伺えます。 北海道庁浦河支庁舎中に多くはないですが展示物が並んでいます。 ここで一番感銘を受けたのは国勢調査啓発のポスターでした。そのポスター、当時はあたりまえだったのでしょうが、ビジュアルなしの文字と色だけなんです。 しかし、それがとってもわかりやすい。必要なことが気になる順番に書かれていて、国勢調査で惹き付けられて読み進めるとすべてがわかる感じ。漢字は難しいですけどね。 せっかくなので拡大しておきます。 詳しく説明した後の、ダメ押しの「国民の恥」これでバッチリです。 今は色々ツールやビジュアルを使えますが、そういうものがなくてもこれだけのものが作れるということに、とても感銘を受けちゃいました。 まずは順番、テキストから・・・大事ですよね! 今日はここまでです。また明日!上の記事とゆるく関連しているほかの記事:窓上の飾りは何を表しているんだろう・・・魅力的な姿の建物たち@北海道開拓の村どうやって使うの?と、ちょっとだけ「技術革新の経験」研究のこと。福禄貯炭式石炭ストーブ@「北海道開拓の村」なにあれ!!抹茶の山じゃん!!オリジンパークへ行ってきた。その1ペルトン&フランシス水車。オリジンパークへ行ってきた。その4アドベンチャーラリーがスタートしています。