終ったと思った稲わら処理がまた発生!

台風19号が原因の大雨による水害の処理、終ったと思っていたのですが、まだ残っていました。

 

あ”〜!!! 道の脇に並べてあったサイレージがプカプカ浮いて遠くへ行ってしまう・・・
あっちでプカプカ

 

・・・・
こちらでプカプカのサイレージも・・・

 

水が引いてから「連れ戻す作業をしているな」と、見ていたのですが・・・
水が引いてから全て連れ戻し廃棄。

 

ワラに関していえば、ここが島地区で一番ひどいでしょうか・・・
風で吹き寄せられ、大量に堆積していた稲刈り後の稲わらも・・・

 

そこでこのように人力と・・・
このように人力と・・・

 

トラクター+ダンプキャリアで道まで運び出します。
機械を使って・・・

 

どんどん運び出します。
どんどん運び出し、きれいになったと思っていたのですが、稲わらはまだ残っていました。

 

水戸市のお隣のお隣、石岡市からゴマや野菜を作っているOさん。島地区の藁苞を使っているであろう藁苞納豆をお土産に貰ってご機嫌です。
それは島地区で作っている、藁苞納豆用の稲わら。ハウス内で乾燥させていたものが水に浸かってしまったそうです。

 

その武器とは、わらづと【藁苞】納豆を作るための「藁」を取るための機械。コンバインの後ろに付いているのがそれと思われます。思われます・・・というのは、動いているところを見られなかったんです。(あまり調子が良くなかったみたい)
わらづと【藁苞】納豆を作るための「藁」は、コンバインの後ろに付けた特別な機械でつくり出されます。

 

今、コンバインで普通に稲刈りすると、藁は短く裁断されて田んぼに撒かれてしまいます。土に帰すってことですね。しかし、わらづと【藁苞】用の藁は長いものでなければなりません。ですから、いまでは「水戸納豆」として知られる「わらづと【藁苞】納豆」が絶滅の危機に瀕しているんです。
これを付けて普通に稲刈りをすると、このように藁ボッチが転々とでき、これをハウスに持ち込んで乾燥させると藁苞用稲わらができるんです。

 

食品を入れる容器ですから、衛生上の問題もクリアしなくてはならないし、美しさや長さなど、要求が高い上に当然のことながら「安さ」が求められます。発泡スチロールの容器に対抗できるわけはありませんが、それでも相当な手間だけれども安い・・・つまり、供給する者がいないのです。
食品を入れる容器ですから、衛生上の問題があります。水に浸かったものは廃棄しなくてはならない・・・というわけです。話では相当量があるらしい・・・

 

というわけで、また稲わらの顔を拝むことになってしまいました。それでは行ってきます!

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です