今日はボックスカートや農業にまたがった話題・・・パッケージのお話です。
僕はモノはいえないけど、ライバルひしめき合う中で中身を一所懸命説明している、商品を包む箱や、パッケージが大好き。
これまでも、どうでもいいようなものをパッケージしてみたり・・・
小学校でワークショップなどをやってみたりしていました。
紙なのにリユース可。実は三枚重ねの米袋も当然大好きで・・・
レッドブルのカートのモチーフになっています。
カートは同じように紙でできています。
こんなに大きい。
水戸芸術館の夏休みのアート体験!「こども・こらぼ・らぼ 2018」ではパッケージ作りの体験の中で展示もしましたよ!
中身より時間をかけて、模型の箱も作ったりしました。
これまで小さな米袋も
作りました。
つまり大と小はニセモノだけど作っていました。
前置きが長くなっちゃいました
しかし、今回「オリジナル米袋を作ってくれないか?」と頼まれ、ホンモノを作ることになったんです。(やったー!)
龍神米だから、龍がぐるっと米袋に巻付いた感じがいいな・・・という依頼。しかし、調べてみると米袋の印刷は3,000枚から。とてもそんな量は必要ありませんし、もちろん価格も高いです。
おまけに、ぐるっと巻付いた・・・となると一体どのくらい作れば価格的に見合うかわかりません。つまり、不可能なわけです。と、いうわけで少量を手作りしてみることにしました。
まずイメージを掴むのに原寸てあたってみます。こりゃ龍じゃなくて蛇だな・・・
清書します。本当は迫力があって少し怖いくらいのものが良かったのですが、僕が描くとどうしてもかわいらしくなってしまいます。龍が稲穂を持っているの、わかります? 商品名は筆達者の友人に書いてもらいました。僕が書くとどうしてもPOPになってしまいます。
原寸のシールを作って米袋に試し貼りです。かたちとしてはまあまあだけど、質感が違うよなあ・・・
う〜ん・・・
試行錯誤の末たどり着いたのはこのカタチ。裏と表、ぐるっと繋がっているのがわかりますか?
暑い中必死の思いで量産します。
乾燥中。
米袋に似合わない、ドリルのチャックなどが転がっているのはボックスカート製作中のため。
大汗をかきながら注文量をまとめました。
これから納品に行ってきまーす!
今日はこんなところです。また明日!
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