休みの日は見に来る人も少ないので今日は趣向を変えて・・・国立科学博物館で開催されていた、明治150年記念、日本を変えた千の技術博という特別展で見たものいろいろ・・・
川崎航空機!
川崎航空機と言ったらヰセキポルシェのエンジンを作っていた会社じゃないですか!!
ちょっと脱線しちゃいました。川崎航空機、色々なことに手を出していたんですねぇ。産業用ロボットに戻ります。
う〜ん・・・現場の機械化は70年代に起こっていたのですね。熟練というのは頭と手が高度に連携するということですから、それを機械で置き換えてしまったというわけです。
今、AIが話題ですけど、確かにこれなら「作業」と名のつくものなら全てAIと機械に置き換えることが可能となります。70年代はモノづくりの機械化でしたが、2020年代はモノづくりに付随する事務作業も機械化できます。その事務作業と工場を連携させることもできますね・・・
Aという車種を作ると決まったら、発注から、お金の勘定、支払、生産、在庫のコントロールまで全て機械でできます。ヒトが必要になる部分は作ると決めるところだけ。
「無から有を生み出す瞬間だけヒトが必要」ということになります。なんだか考えちゃいます。
ちょうどトラクターのカタログに「ラク・簡単」が増えてきたのも70年代80年代。自動車産業に熟練の技が必ずしも必要とされなくなったのも同じ70年代80年代。
手を動かさなければ脳は成長しません。この先ヒトはどう生きていけばよいのでしょう・・・もう芸術とかスポーツ、狩猟くらいしかやることはなくなっちゃうのではないでしょうか?
ちょっとどよ〜んとしながら今日はおしまいです。また明日!
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