昨日ネットニュースで『まるでロボット掃除機! 日産の「アイガモロボ」がSNSで話題』というニュースをやっていました。何年かごとにこんなニュースを目にします。
ネットニュースは時間が経つとリンク切れになってしまうことが多いので概要を引用しておくと・・・
日産の公式ツイッターが2019年6月8日、田んぼで縦横無尽に動き回るロボット2台の動画を公開した。
ロボット掃除機を思わせる外見で、白の筐体の正面には目のような穴が2つ開いている。投稿は3500以上リツイート(拡散)され、動画は17万再生を記録(10日現在)。「可愛い!」など好意的な反応が相次いだ。
とあります。
これを見て、8年ほど前に同じ「アイガモロボット」という名前の水田除草機を『田んぼの除草、除草剤?人力草取り?それともロボットにします?』という記事で紹介したのを思い出しました。
当時の動画へのリンクが切れてしまったので、新しい映像ですが基本的な構造が同じなのと、除草ロボット用枕地が作られているので「アイガモロボット」の改良型だと思われます。
こちらの「アイガモロボット」は岐阜県情報技術研究所というところで、多分2008年から2015年まで開発されていていたようですけど、その後どうなってしまったのでしょう・・・
これからは自律型じゃないとダメなんですかね・・・
動画サイトなどで検索してみると、自動ではないですけど水田除草機がが出てきます。
↑オーレックは前方で除草するタイプ。
↑みのるは真ん中で除草。前が軽く転回に苦労しています。
↑キューホーは後ろで・・・
色々なタイプが出てきているのはおもしろいです。工夫のデパートというか、各社の得意不得意が出るというか・・・
水田の除草は大昔からの課題だったようで、以前も北海道の私設博物館「美原農機具生活用具歴史館」でたくさん昔の道具を見ました。
昔の道具の中に水田株間除草機が多かったのには驚かされます。このタイプは今でも使われているみたいです。
8年前に「アイガモロボット」のニュースを目にしたとき、将来日本中の田んぼにロボットが蠢いてるかも・・・なんて想像しましたけどまだそうはなっていません。除草剤を越えるロボットはまだできていないようです。
今日はここまでです。また明日!