今日は9/22にアップした、北海道で見たコマツインターナショナル444で作ったスプレーヤー「撮りトラ」、詳報です。
作った人は、農家なのに大きな工場兼倉庫を自分で作っちゃうような人。お話を伺っていると「お金」を節約するというのもあるのでしょうが「作るのが好き」というのが一番のように感じました。
自作の「走るもの」(走るものに限りませんが、昨日のボックスカートもそうですね)は、市販車と比べて作った人の考えが荒々しく表に出ていて、見ていて楽しいです。
そりゃそうです。自分で作ったんですから・・・書いてなくたってわかります。
ということは、あの「上げ」「下げ」とか「ON」「OFF」とかのラベル、自分で作ったものを他の人にも運転できるよう、わざわざわかりやすく付けてる・・・ってことですよね?
自分だったら不便に思わないことでも、様々なレベル、年齢、性別のユーザーの気持や状況を忖度してラベルを付け、レバーの長さや形状を決め、オプションを設定し、機能を盛っていく・・・
当然、自分の状況と関係ないものは「要らないもの」となり、その要らないものにお金を払っていると気がついた時にちょっとムカッと来る・・・
やっと、トラクターに豪華仕様とシンプル仕様がある理由が感覚的に胸に落ちました。
自作機がもっともシンプルで、リーズナブルです!
VIVA!自作機!
標識も同じかもなあ
僕の家から一番近いセブンイレブンへの道順に「→2.2kmセブンイレブン」などと標識はありません。
それはその標識が必要な人が僕くらいで、しかも道順を僕が知っていて、他の人は必要としていないから標識がない・・・ということですもんね。
生活している人は「知っている」から本来はそんなものは必要なくて、旅行者など、わずかな人のために標識があるわけです。
忖度が強くなるとそんな「ええっ?」というようなところにも標識ができるかもしれません。
知らない人には便利だけど、少ない人達のためにあのたくさんの標識があるって考えると、自作でない機械のレバーやスイッチの表示のように不利な一面もあるって思っちゃいました。
みんながみんな移動するのなら「お互い様」ってことになりますけどね。
脱線しちゃいました、脱線ついでに
これは確か曲がる時に少々コツが要るとおっしゃってたような気がします。
市販したらマニュアルにそのことを色々記載しなくちゃならないでしょうけど、作った本人が使う分には頭に入っているから必要ないですよね!
いやー シンプルシンプル。
今日はこれでおしまいです。また明日!