昨日の続き、コマツ茨城工場の「コマツ茨城工場フェア」で見た、作っている最中なのか、それとも、とりあえず送り出されるときにはこんな状態で着地で組み立てられるのか、荷台のないコマツダンプトラックHD1500-7です。
これも3回目になっちゃってかなり出がらし感が強いです・・・すみません。
そして、その自由度を確保するように互い違いのラグにはさまれてリンクが付いています。でも、よく見るとデフのセンターでフレームに吊り下げられてる・・・
左右に傾いたりはできるけどほぼリジットみたいなモンですね!
ドライブシャフトの根元あたりにディスクブレーキみたいなものが見えます。3対か4対のキャリパーが分厚いディスクをはさんでいる感じ。となると6ポットか8ポットかな?
ダラダラとすみません。HD1500-7ダンプトラックはこれで終わりです。おつきあいありがとうございました!
山葵さん おはようございます
確かに144トン積んで坂道を空走したら恐ろしいことになるので
そんなことにならないような手だてが施されているはずですよね
デフのデザインが特殊なのでおそらくウォームギアを使って空走しないようなギミックが
仕込まれていてブレーキに頼らないパワートレーンになっていると思われます。
なんらかの故障や操作ミスで暴走が始まると摩擦ブレーキでは止まりっこなさそうですから・・・
プロペラシャフトのブレーキはおなじくパーキングか非常用ブレーキと思われます
デフとハブ終減速の生み出す圧倒的な減速比から想像するとかなりの高速回転をするはずなので
じつは意外と軽い制動力でキッチリ停止するかも?
暴走させない仕組みにビスカスという装置があります。
ゼンマイ時計の時報鐘のリズムが一定なのも、水門のギロチン扉がゆっくりクローズするのもみんな
ビスカスのおかげです。中身は空気や液体を掻き混ぜる羽根車が付いているシンプルな装置です
規定の速さ以下ではほとんど無抵抗でもそれ以上では極端に重くなるなかなかの優れもの
巨大ダンプカーにも最高速を制限する機械的な装置が付いているのではないかと思います。